オバケ調査で物件の価値を取り戻す！？新刊マンガの衝撃エピソードを紹介

オバケ調査員の不可思議なエピソード

最近、テレビやYouTubeで話題となっているのが、事故物件について行う“オバケ調査”。その調査を行うのは、株式会社カチモードの代表、児玉和俊氏です。彼が体験した現実の出来事を基にしたマンガ『事故物件の、オバケ調査員心理的瑕疵物件で起きた本当の話』が、2025年8月25日（月）に株式会社Gakkenから発売されます。今回は、そのマンガの内容と児玉氏の活動について詳しくご紹介します。

オバケ調査とは？

児玉氏が主催しているオバケ調査とは、主に死亡事故が発生した物件を対象に行う調査です。映像機器、音声測定器、電磁波測定機器といった多種多様な機材を駆使し、科学的にオバケの有無を調査します。具体的には、物件内の湿度や温度の変化、異常な電磁波の発生などを記録し、物理的な異変が存在するかどうかを検証するのです。2022年の会社設立以来、すでに180件以上の調査を実施し、その結果は数々のメディアで取り上げられています。

不可思議なエピソードの数々

マンガでは、オバケ調査中に遭遇した実際の体験や、児玉氏が不動産営業マン時代に目にした恐ろしいエピソードが描かれています。調査の多くは「異常なし」と結論付けられることが多い一方、時には常識では説明できない出来事に遭遇することもあるというのです。

例えば、調査中に目撃された「クローゼットの白い影」や、不可解な振る舞いをする女性の話、さらには亡くなった子供のために作られた公園の秘密など、心霊的な現象とともに人間の思いも描かれています。これらのエピソードは、怪異作品の名手であるみつつぐ氏によって見事にマンガ化され、読者に衝撃と感動を与えることでしょう。

事故物件の新たな価値

事故物件とは、人が亡くなる事故があった物件のことを指します。このような物件は、心理的瑕疵があるとされ、所有者は通常、家賃を下げる必要に迫られます。しかし、オバケ調査は単なるエンターテイメントではなく、資産価値を戻すための重要な調査でもあります。「ここに住んでも怖くない」という証明をすることで、事故物件が再び魅力的な住居に変わる可能性があるのです。高齢化社会が進む現代では、孤独死が増えており、事故物件の数も増加しています。児玉氏の活動が、これからの社会でますます重要になってくることでしょう。

おわりに

『事故物件の、オバケ調査員心理的瑕疵物件で起きた本当の話』は、児玉氏の実体験とその調査結果を絶妙にマンガとして表現しており、今後のオバケ調査への理解を深めるだけでなく、物件を取り巻く人間模様にも焦点を当てています。興味がある方は、ぜひ一度手に取ってご覧いただきたい一冊です。そこには、単なる恐怖体験だけでなく、人の思いが詰まった物語が広がっています。