MRI検査室のリラックス空間を実現する非磁性額縁と木製パネルを新発売

MRI検査室が変わる！非磁性額縁と木製パネル

3plex株式会社は、新たに開発した非磁性の「額縁」と「木製写真パネル」をMRI検査室用に発売開始しました。これにより、患者がリラックスできる環境を整えることを目指しています。MRI（磁気共鳴画像）は、強力な磁石と電磁波を使用して体内の状態を検査する方法ですが、その検査中は騒音が響き、長時間身動きできないため、患者にとってはストレスの多い経験となることが少なくありません。

なぜ非磁性額縁が必要なのか？

MRI検査室内は、通常のインテリアの装飾品が磁気に影響を与えるため、木製や金属製の額縁は適さないとされます。特に、標準的な木製の額縁には多くの場合、鉄製の部品が使われているため、MRI検査室に持ち込むことができません。そこで3plex株式会社は、非磁性の材料を使用した額縁と写真パネルの開発に乗り出しました。これにより、患者に安心してもらうためのインテリアが可能になりました。

商品概要

非磁性額縁のサイズはA1（594×841ミリ）で、色はホワイト、ブラック、ライトブラウン、ブラウンの4色から選択可能です。額縁には、マットを利用することで、さまざまなサイズの写真を装飾でき、入れ替えも簡単です。また、非磁性木製写真パネルも同様のサイズで提供され、患者が選ぶことができる約100種類の風景や季節の写真が用意されています。自分の好きな写真を持ち込んでのカスタマイズも可能で、個々の好みに応じた装飾ができる点がポイントです。

リラックス効果への期待

MRI検査室におけるストレスの軽減には、環境を整えることが非常に重要です。病院内では、安心できる空間を提供するために壁画やプロジェクションなどの装飾が検討されていますが、予算の関係から見送られるケースが多いという現状があります。しかし、非磁性額縁と木製パネルは、経済的にも導入しやすい商品であり、装飾によってリラックスした雰囲気を作り出す手段となるでしょう。

設置の簡易性と注意事項

非磁性額縁及び木製写真パネルは、簡単に設置できるようになっています。付属のフックやビスを使って壁に固定するだけでOK。ただし、設置時には注意点がいくつかあります。市販されている木製の額縁には鉄が使われているため、持ち込むことはできません。必ず非磁性の工具を使用する必要があります。

3plex株式会社について

3plex株式会社は、愛知県名古屋市を本拠地に持つ企業で、MRI検査室用の監視カメラや備品の製造・販売を手がけています。防犯カメラや音響関連など多岐にわたる事業を展開しており、今回の新商品開発もその一環として行われています。患者の心の安らぎを考えたこの取り組みは、医療現場における新しい潮流を生み出す可能性を秘めています。

新しい空間作りに、ぜひ「非磁性額縁」と「非磁性木製写真パネル」をご検討ください。
詳細はこちらからご確認いただけます。