PlaTTの新機能とは
2025-01-14 10:37:22

エーピーコミュニケーションズのPlaTTに新たなアクセス制御機能が登場

開発者ポータル「PlaTT」に新たなPermission機能を導入



株式会社エーピーコミュニケーションズが手掛ける開発者ポータルBackstageベースのマネージドサービス「PlaTT」に、ロールベースアクセス制御機能(Permission)が正式に導入されました。この新機能は2025年1月14日からのサービス提供を予定しています。

「PlaTT」の登場背景



開発者ポータルの「Backstage」は、優れたオープンソース(OSS)のプラットフォームですが、利用には多くのリソースや労力が求められる部分もあります。特に、アクセス制御は慎重な管理が必要なため、オープンソース版では独自のTypescriptでPermission Policyを記述する必要があり、これが作業の負担となっていました。

そんな背景から、エーピーコミュニケーションズでは、開発者ポータルの簡便さと拡張性を向上させる「PlaTT」に、このPermission機能を導入することにしたのです。

Permission機能の詳細



新たに導入されたPermission機能では、ユーザーごとの役割に応じてBackstage内のデータアクセスやテンプレートの実行を簡単に管理できます。具体的には、各Plugin毎に定められたアクセス制御の設定を行うことで、企業や組織内の役割に基づいた柔軟なアクセス制御が実現します。

たとえば、CatalogやScaffolder TemplateといったPluginに対して、誰がどのデータへアクセスできるのか、またはどのテンプレートを実行できるのかを、個別に設定することが可能です。

OPAを活用した管理



「PlaTT」では、アクセス制御にOpen Policy Agent(OPA)を活用し、PolicyはRego言語でのコードとして記述されます。これにより、GitHubなどでのコードレビューが可能になり、過去の変更履歴も追跡できるため、適用したポリシーを元に戻すことも簡単になりました。

さらに、適用前にテストを行うためのツールも用意されており、安心して管理を行える環境が整っています。このように、Policy as Codeを実現することがOPAの大きな強みです。

PlaTTシリーズのサービス展開



「PlaTT」シリーズは、BackstageとAIを融合したマネージドサービスであり、開発者ポータルを利用しやすくするための各種サービスを提供しています。

  • - PlaTT BASE: Backstageのマネージドサービス
  • - PlaTT AIアシスタント: 各種問い合わせに対応するAIプラグイン
  • - PlaTT Software Template: ソフトウェアテンプレートの提供
  • - PlaTT オンボーディング: 社内浸透を支援するコンテンツ
  • - PlaTT 並走サービス: 開発から運用までサポート

進化した「PlaTT」に期待



今回のPermission機能の導入により、「PlaTT」はさらに管理が容易になりました。エーピーコミュニケーションズはこれからもユーザーの声を反映し、より使いやすい環境を提供することを目指しています。

会社概要:


エーピーコミュニケーションズは、ITインフラ基盤やネットワークセキュリティに関する各種サービスを提供しており「エンジニアとお客様を笑顔にする」をビジョンに掲げています。これからも技術革新を通じて、よりよいサービスの提供を目指し努力していきます。


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会社情報

会社名
株式会社エーピーコミュニケーションズ
住所
東京都千代田区鍛冶町2-9-12神田徳力ビル 3階
電話番号
03-5297-8011

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