総合型選抜面接
2025-03-06 08:18:08

大学入試に挑む!総合型選抜面接試験の実態と受験生の声

大学入試に挑む!総合型選抜面接試験の実態と受験生の声



調査の背景と目的


じゅけラボ予備校が実施した調査では、総合型選抜入試(旧AO入試)を受けた18歳から21歳の男女203名を対象に、面接試験の実態を明らかにしました。本調査は、現代の受験生が直面している課題や需要を把握し、彼らの入試準備に役立つ情報を提供することを目的としています。

総合型選抜における面接形式の実態


調査の結果、受験生の61.6%が個人面接を経験したことが判明しました。この形式は、大学側が受験生の内面的資質や独自の視点を重視している証拠といえます。さらに、22.7%が口頭試問付きの個人面接に挑戦しており、この形式では学問的理解や論理的思考力が求められています。

一方で、グループ面接は20.2%、グループディスカッションが15.8%と、個人面接に比べて少数派ではありますが、受験生同士の意見交換や協力が重要視される傾向が示されています。

面接試験で難しかったテーマ


今度は面接試験で受験生が「回答が難しかった」と感じたテーマについて分析しました。際立って多かったのが自己PRの深堀りで、25.6%がこのテーマで苦戦したと回答しました。自己理解が不十分である場合、これまでの経験や価値観を上手く表現できず、大学側が求める人材像に応えることが難しくなります。

次いで志望理由(23.6%)、将来の進路に関する目標(20.2%)の回答が多く、これらも受験生にとって重圧となるテーマであることがわかります。特に、将来の進路設定に関しては、社会情勢の変化やキャリアパスの多様化により、現実的な目標を描くことが困難になっていることが背景にあると考えられます。

受験生が直面した失敗例


調査では、受験生が面接中に「失敗した」と感じた瞬間も浮き彫りになりました。特に多くの受験生(35.0%)が想定しない質問に対して焦ってしまい、回答が的外れになってしまったと感じたとのこと。これに続き、質問の意図をうまく掴めなかった(22.7%)という回答も多く、自信の不足や準備不足が影響していることが伺えます。

また、自己アピールを十分に伝えられなかった(14.8%)など、面接試験の特性に応じたアプローチが不足している受験生も多く見られました。

今後の改善策と対策


この調査結果から見えてきたのは、受験生が自己分析や準備を十分に行う必要があるということです。特に、模擬面接やグループディスカッションなど、実践的なトレーニングが効率的だとされています。多様な質問パターンに慣れており、冷静に対応できる力を養うことが今後の鍵となるでしょう。

また、自己PRを通じて自分の強みを効果的に伝えるスキルの向上も重要です。具体的なエピソードと共に、自らの能力を具体化することで、受験生は面接官に自分を印象づけることが可能となります。

まとめ


本調査は、総合型選抜入試における面接試験の実態を浮き彫りにし、受験生が直面する具体的な課題を明らかにしました。個人面接の重要性や、多様な形式が持つ意味を把握することで、受験生は今後の対策を立てることができるでしょう。自分に合った試験形式を見極め、自信を持って受験に臨むことが合格への一歩です。


画像1

画像2

画像3

画像4

画像5

画像6

画像7

画像8

画像9

画像10

画像11

画像12

画像13

画像14

画像15

画像16

画像17

会社情報

会社名
株式会社エンライク
住所
大阪府大阪市北区梅田1丁目1番3-500大阪駅前第3ビル5階10号
電話番号
06-6105-5959

トピックス(受験・塾・進路・教育)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。