阿津川辰海渾身の最新作、ついに登場
業界のミステリーファンから高い支持を受けている作家、
阿津川辰海が贈る新作『少女は殺人の夢を見る』が、2026年7月15日(水)に出版されます。この作品は、彼の深いミステリーへの愛情と情熱が詰まった、連作ミステリー短編集です。
新作の舞台は、東京大学の読書サークル<月夜のお茶の会>。ここでの物語は、サークルに新たに入った一年生の青年、
獏田格が、二年生の先輩
夢見灯が主催する読書会に参加するところから始まります。初めての読書会に緊張していた獏田は、灯が入れてくれた紅茶を飲みほした直後、思いもよらぬ出来事に巻き込まれるのです。
夢の世界への誘い
獏田は、紅茶の味が染みわたる中で、突然、強烈な眠気に襲われます。気が付くと、彼は課題本のミステリー小説にそっくりな「事件」の渦中に投げ込まれていました。この事件の背後には、灯が持つ特異な能力が関係しています。彼女は、読んだ本の世界を夢の中で再現し、参加者をその夢の世界に引きずり込む力を持っていたのです。この不可思議な世界で、獏田たちは謎を解かない限り、現実に戻ることができない状況に追い込まれます。
著者の阿津川辰海の作品多数は、ジョン・ディクスン・カー、アガサ・クリスティー、エラリー・クイーンなど、歴史的名作へのオマージュが色濃く反映されています。今回の『少女は殺人の夢を見る』も、彼自身の強い影響を受けた作家たちの名作を意識したストーリー展開が期待されます。
作家たちの声
この作品のオマージュ元の一つである綾辻行人は、「軽やかで知的な遊び心に満ちた一冊」とコメントを寄せています。また、法月綸太郎も「これを読んだらフツーの犯人当てでは満足できないカラダになるよ」と、その魅力を力強く表現しました。このように、同業の作家たちからの高い評価を得ている本作は、ミステリーファンにとって見逃せない作品となるでしょう。
読書会の雰囲気がリアルに描写される
本作の魅力は、ミステリーの謎解きだけでなく、読書会という特殊な空間での人間関係や、緊張感、そして楽しさがリアルに描かれているところです。阿津川さんが実際に所属していた東京大学のサークル<新月お茶の会>の経験を基に、読書会の雰囲気を巧みに再現しています。
彼の他の著作にも注目が集まっており、特に『透明人間は密室に潜む』は多くの読者から支持を受け、また、第一位を獲得するなど、その名声を高めています。若きミステリー作家として、多くのファンに愛され続けている阿津川辰海の新刊を、ぜひ楽しみにしていてください。
書籍情報
- - タイトル: 少女は殺人の夢を見る
- - 著者: 阿津川辰海
- - 発売日: 2026年7月15日(水)
- - 定価: 2,090円(税込)
- - ISBN: 978-4-10-357111-7
- - URL: 新潮社公式サイト
阿津川辰海の新作は、その独特な世界観と巧妙なプロットで、読者を夢の中に導くことでしょう。これからの展開にご期待ください。