新たなファンタジー絵本
2025-04-03 17:03:17

魅力満載の新古典ファンタジー絵本『マグルスウィックの森のおはなし』が登場

『マグルスウィックの森のおはなし』が登場



人気ファンタジーシリーズ、ハリーポッターを手掛けたブルームズベリー社が新たに発表したのは、英国発の新古典ファンタジー絵本『マグルスウィックの森のおはなし』です。この絵本は、2025年3月31日に株式会社主婦の友社から発売されます。著者はヴィッキー・カウイー氏で、彼女の作品がブルームズベリー社の目に留まり、ついに日本語版が刊行される運びとなりました。

物語の舞台とストーリー



本作の舞台となるマグルスウィックは、イングランドの北東部にある実在の森です。趣ある小川と緑豊かな野原に囲まれ、そこで繰り広げられる物語は、読者を夢の世界へと誘います。物語は、森に住むおばあさんが孫たちに毎晩ひとつずつお話を語りかけるという形式で進行します。「今日はどのお話をしようかな?」と語り始めるおばあさんの声が、心に温かな余韻を残します。

美しいイラストが彩る



チャーリー・マッケジー氏による挿絵は、物語の世界観を引き立てる重要な要素です。そのイラストは愛らしく、物語に深みを与えており、ページをめくるごとに心が躍ります。特に、冒険を通じて小人のネビルと出会う小さな女の子のストーリーは、ワクワクとした気持ちをもたらし、小さな冒険に誘います。

子どもも大人も楽しめる内容



本書では、甘すぎない語り口が特徴です。翻訳を担当した小宮由氏の手によって、原作の雰囲気がしっかりと伝わります。子ども向けの作品ですが、文体はすっきりとしていて、親子で一緒に楽しむことができる内容となっています。寝る前に一つずつ物語を読むのは、特別な時間となるでしょう。

豪華な装丁と贈り物にぴったり



『マグルスウィックの森のおはなし』は、単なる物語集ではなく、装丁もこだわりが見られます。カバーには金箔押しとシルク加工が施され、非常に豪華な仕上がりです。大切な人への贈り物や、入園・入学祝いにもぴったりな一冊となっております。

著者と訳者の紹介



著者のヴィッキー・カウイー氏は、幼少期から古典に親しみ、自費出版を通じてその才能が評価されました。現在は、家族と共に英国内のノース・ヨークシャーで生活しています。翻訳者の小宮由氏は、多くの類似作品で実績を残しており、彼女の手がける翻訳は、その作品の魅力を余すことなく伝えています。

最後に



この新たなファンタジー絵本は、子どもたちだけでなく大人にも楽しんでもらえる、心に残る物語が詰まっています。気持ちを豊かにしてくれるこの一冊を、ぜひ手元に置いて楽しんでみたくなります。2112ページという厚みもあり、5つの短編集が収められていることを考えると、価値ある一冊としても注目です。


画像1

画像2

画像3

画像4

画像5

画像6

画像7

会社情報

会社名
株式会社主婦の友社
住所
東京都品川区上大崎3-1-1 目黒セントラルスクエア
電話番号
03-5280-7500

トピックス(エンタメ)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。