第一工業が札幌で難燃セルロースを発表！持続可能な社会へ貢献

第一工業製薬が注目の難燃性セルロースを発表

2025年7月10日と11日の二日間、第一工業製薬株式会社が北海道立道民活動センターかでる2・7で開催される第32回セルロース学会年次大会に参加します。この大会では、自社が開発したリンおよびハロゲンフリー難燃性セルロース素材についてのポスター発表や、企業展示が行われる予定です。

当社の難燃性セルロース材料は、環境への配慮を重視して開発されており、産業界でも注目が集まっています。このポスター発表は、10日(木)の10:15から11:00までに行われる予定で、多くの参加者に新たな技術の魅力を伝えることが期待されています。

セルロースナノファイバー「レオクリスタ」の革新的な応用

さらに、企業展示では、当社のセルロースナノファイバー「レオクリスタ」や、セロオリゴ糖といった開発中の新素材、さらにはCNF磁性粒子の情報も共有されます。これらの素材は、製造プロセスにおいて、東京大学の特別教授である磯貝明氏と齋藤継之教授のグループによって発見されたTEMPO酸化技術を基にしています。

この技術は、セルロースの高付加価値化を進め、多様な用途に活用する道を開いています。特に「レオクリスタ」は、幅広い分野での実用化が進められており、サステナブルな素材としての地位を確立しつつあります。

未来に向けた持続可能性の追求

第一工業製薬は、環境に配慮した素材の提供を通じて持続可能な社会の実現に寄与することを目指しています。新しい技術や開発品の発表を通じて、幅広い分野での展開や応用が望まれるなか、今回の大会参加はその一環です。

学会の詳細については公式ウェブサイト(セルロース学会第32回年次大会)をご覧ください。参加を希望される方は、ぜひお越しください。繊維産業や化学素材業界に興味のある方々にとっても、貴重な学びと出会いのチャンスとなることでしょう。