チエルがEDUtech Asia 2025へ出展
チエル株式会社は、アジア最大級の教育テクノロジーイベント「EDUtech Asia 2025」に参加することを発表しました。このイベントは2025年11月5日と6日にシンガポールのSands Expo & Convention Centreで開催され、同社はアジア市場へのアプローチを強化し、教育ICTソリューションを広める重要な機会と位置づけています。
出展の背景と目的
同社は創業以来、日本の教育現場でのICT活用を支援してきました。昨今、海外市場におけるEdTechソリューションへの関心は急上昇しており、そのニーズに応じた特化型製品を紹介することが重要だと認識しています。EDUtech Asia 2025への出展を通じて、学習支援システムや授業支援ツール、さらには生成AIを活用した最新の教育ソリューションを発表し、教育関係者やパートナー企業との具体的なビジネスチャンスを広げることを狙っています。
特に「使いやすさ」と「日本の教育現場で培った高い製品品質」を強調し、海外におけるブランドの認知度を高めることが目的です。
主な出展ソリューション
EDUtech Asia 2025では、以下の教育ソリューションに焦点を当てて展示・デモンストレーションを行います。
クラウド型MALLシステム『CaLabo® MX』
このシステムは語学学習をサポートするために特化されています。聞く・話す・読む・書くという4つの技能に加え、教材作成支援ツールも搭載されており、BYOD(Bring Your Own Device)に対応しているため、授業運営を効率的に行えます。
語学4技能学習システム『CaLabo® EX』
デジタル世代の学習者を考慮して設計されたこのシステムは、語学の習得に関して優れた機能を備えています。特に、映像や音声教材を使った高度な学習が可能な動画学習ツール「ムービーテレコ」も注目されています。
無線通信可視化・安定化ソリューション『Tbridge® エッジキャッシュ機能搭載モデル』
無線LAN通信を安定化し、大容量コンテンツ(デジタル教科書など)を快適に利用できる環境を提供します。
協働学習支援ツール『InterCLASS® Advance』
Google Workspace for Educationと連携したこのツールは、Chromebookを活用した協働学習を支援します。双方向コミュニケーションを可能にし、スムーズな授業運営を実現します。
運用支援ツール『InterCLASS® Console Support』
教育委員会と学校の役割分担に基づくアカウント管理やクラス設定を簡便化するアプリで、効率的なICT環境を実現することを目指します。
研修管理システム『GLEXA(グレクサ)』
すべてのユーザーに親しみやすいUIを持ち、優れた学習管理機能を備えたeラーニングシステムです。多様な教育現場で300万人以上を支援した実績もあります。
今後の展望
チエル株式会社は、アジア市場を足がかりに、グローバルな教育ICT企業としての成長を目指しています。EDUtech Asia 2025での成果を最大限に活用し、各国の教育制度に適応したローカライズ戦略を推進することで、世界中の教育現場を支援し続けます。
EDUtech Asia 2025開催概要
- - 日程: 2025年11月5日(水)~11月6日(木)
- - 場所: Sands Expo & Convention Centre(シンガポール)
- - 主催: Terrapinn Pte Ltd
- - 公式HP: EDUtech Asia
会社概要
- - 会社名: チエル株式会社
- - 代表者: 代表取締役 川居 睦
- - 所在地: 東京都品川区東品川2-2-24 天王洲セントラルタワー22F
- - 設立: 1997年10月1日
- - 事業内容: 教育ICT事業
- - ホームページ: チエル株式会社
「子供たちの未来のために、世界中の先生の授業をICTで支える」という理念のもと、教育市場に特化したICT専業メーカーとしての実績を持つ会社です。