竹の力を医療現場へ!TAKEFUの挑戦
国際医療機器展「MEDICA 2022」にて、竹から生まれた優れた素材「TAKEFU」が注目を集めています。TAKEFUは、竹100%で作られた繊維であり、抗菌性や消臭性の他にも、制電性や吸水性といった特性を兼ね備えています。これにより、なめらかな肌触りを実現し、心身を優しく包み込む癒しの素材としての評価が高まっています。
出展の背景
出展に至った理由は、竹の繊維を使って医療用ガーゼを開発したいという情熱からです。「竹を糸に紡ぎ、生地を作り、こじんまりとしたガーゼを生み出す」。その夢を実現するため、素材開発や技術革新に多くの時間を注いできました。特に、敏感肌やアトピーの方々が安心して使用できる製品を提供することを目指しています。
「TAKEFU」はこれまでにも多様な製品を展開してきましたが、今回のMEDICA 2022への出展は、世界の医療現場に向けた第一歩として特別な意義を持ちます。今後、ヨーロッパの大学病院との連携を深め、臨床試験を通じて肝心な場面での有用性を確認する予定です。
日本国内での成果をもとに、20年間の夢であるドイツやスイスをはじめ、より多様な統合医療分野への進出を目指します。TAKEFUの優れた特性を広く知ってもらい、国際的にも受け入れられる製品となることを期待しています。
出展概要
MEDICA 2022イベントは、2022年11月14日から17日まで行われ、TAKEFUは医療用ガーゼ「守布」、筒状包帯、リンパ浮腫包帯、不織布ガーゼなどを展示しました。また、「手術創ドレッシングに於ける竹繊維ガーゼの有用性」をテーマにした医学論文の紹介も行い、訪れる人々にその魅力を伝えています。
この出展を通じて、TAKEFUは新しい医療のカタチを提示し、誰もが快適に過ごせる未来へ貢献しようとしています。今後の活動から目が離せません。
会社情報
TAKEFUは、(株)ナファ生活研究所が開発した製品で、東京都渋谷区に本社を置いています。
詳しい情報は公式ウェブサイトをご覧ください:
TAKEFU公式サイト