墨田区の共創の場
2025-07-07 19:21:10

革新を生む地域共創の場 - 墨田区のスタートアップと職人技の共鳴

墨田区のイノベーション拠点、SUMIDA INNOVATION COREの挑戦



墨田区は、地元の伝統的なものづくり文化を背景に、スタートアップの先端技術と融合させることを目指し、地域共創の役割を担う新しい施設、SUMIDA INNOVATION CORE(SIC)を2023年に設立しました。この施設は、自治体が主導する形で進められており、職人技を有する地域企業と新たなビジネスモデルを持つスタートアップの相互作用を促進しています。

墨田区における地域の特性とイノベーションの必要性



地域資源を最大限に活用し、持続可能な産業基盤を再構築するためには、地域の伝統や独自技術を基盤にする一方で、外部からもたらされる先端技術との連携が欠かせません。このような観点から、墨田区での“地域共創”の必要性がますます高まっています。
プロデュース研究分科会では、そうした価値を創出する場の設計について、これまでにいくつかの事例に焦点を当ててきました。

地域企業とスタートアップの出会いと共創の形



墨田区産業共創施設であるSICは、地域の中小製造業を中心として、様々な主体が共に価値を生み出すための場として設計されています。スタートアップが持つ技術やアイデアと、地元の職人技術がどのように結びついて新たな価値を生み出すのか、その具体的なプロセスや成功事例が期待されています。特に注目すべきは、スタートアップと地域企業が協力してプロトタイプを開発する「SPARK(SUMIDA PROTOTYPE ACCELERATION KIT)」というアクセラレーションプログラムです。

プログラムの内容と機会



今回のプロデュース人材育成講座では、地域企業とスタートアップの協働によって産業集積をアップデートしようとする方々に向けて、¥「共創の場」の設計や運営を学ぶ機会を提供します。自治体や支援機関、大学、NPOなどの立場から、実効性あるプラットフォームをどのように構築し、運営すべきかを探る内容です。

開催概要


  • - 日程: 2025年7月30日(水)19:00~21:00
  • - 会場: SUMIDA INNOVATION CORE(東京都墨田区錦糸4-17-1)
  • - オンライン: ZOOM
  • - 費用: 無料
  • - 申込方法: こちらから

参加者には、講座の録画映像も後日提供される予定です。
本講座を通じて、新たな地域共創の形が見えてくることでしょう。

最後に



墨田区は、職人の技術を基盤とし、革新的なスタートアップとのコラボレーションを通じて新たな価値を生み出す挑戦を続けています。このプロデュース人材育成講座に参加することで、地域資源の活用法や共創の実現に向けての具体的な手法を学び、実際のビジネス現場に落とし込むためのヒントを得ることができます。興味がある方はぜひ参加していただき、未来の産業を共に考えていきましょう。


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会社情報

会社名
特定非営利活動法人 ZESDA(日本経済システムデザイン研究会)
住所
東京都中央区銀座1-22-11銀座大竹ビジデンス2F
電話番号

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