金川真弓が贈るヴァイオリン・リサイタル！横浜での初公演に期待

金川真弓が横浜でリサイタルを開催

横浜市青葉区に位置するフィリアホールにて、気鋭の若手ヴァイオリニスト金川真弓のリサイタルが開催されます。これまで世界最高峰の国際音楽コンクールでの入賞を果たし、音楽界での評価が急上昇している金川真弓の演奏が、地元横浜に初めて降り立ちます。

若き才能の軌跡

金川真弓の音楽の才は、日本を越えて世界に名を馳せ、本格的な教育を受けながら育まれてきました。ドイツで生まれ、アメリカのジュリアード音楽院で磨かれた彼女は、2018年にはロン＝ティボー国際音楽コンクールで第2位を獲得し、2019年のチャイコフスキーコンクールでも第4位に輝きました。これらの成果は、彼女が今後音楽界で確固たる地位を築くための重要なステップとなりました。

現在、金川はベルリンのハンス・アイスラー音楽大学での学びを続け、名匠コリヤ・ブラッハーから直接指導を受けています。

注目のリサイタルプログラム

金川のリサイタルでは、彼女の名技を存分に発揮するプログラムが組まれています。特に注目すべきは、ベートーヴェンの「クロイツェル・ソナタ」。この曲は、ヴァイオリンとピアノの見事なコラボレーションを展開し、金川の緻密なテクニックと感情豊かな表現力がいかんなく発揮されることでしょう。

さらに、バッハの無伴奏ヴァイオリン・ソナタや、武満徹の「妖精の距離」、ドビュッシーのヴァイオリン・ソナタも取り入れられることで、音楽ファンにとっては新たな音世界の発見が期待されます。