叡啓大学が主催するイブニングラウンジ
6月27日、広島市に位置する叡啓大学では、特別なイブニングラウンジが開催されました。このイベントは、学生のキャリア形成やコンピテンシー育成を目指しており、多くの学生が集まる中、特別ゲストとして株式会社CEO クリエイティブディレクターの辻愛沙子氏が登壇しました。
辻氏は、自身の経験に基づき「自分を知ること、社会を知ること」というテーマで講演を行い、過去最多の参加を記録しました。彼女は社会派クリエイティブとして知られ、「思想と社会性のある事業作り」や「拘りのある作品づくり」を主軸に活動しています。最近では、報道番組「news zero」の水曜パートナーとしても知られています。
クリエイティブディレクターの視点
講演では、辻氏が手掛けた様々なデザイン事例が紹介されました。その中でも、若者の選挙投票率向上を目的としたタピオカを使用したキャンペーンは非常に印象的でした。全く異なる分野を巧みに掛け合わせることで、新たな視点を提供したその試みは、参加者から大きな反響を得ました。
自分の輪郭を持つこと
辻氏はまた「自分の輪郭を持つ」というテーマについても深く掘り下げました。自らの進路選択やこれまでの経験から、自己理解の重要性を等身大で語りました。「自分が一番輝ける型を見つける」という力強いメッセージは、多くの学生に響きました。特に、思い通りにいかないときや迷いが生じた際に「自分の火のつけ所を知る」ことの重要性を強調しました。この教えは自己エンパワーメントへの大きなヒントとされています。
学生の声
参加した学生たちからは、多くの感想が寄せられました。「人生で1番付き合っていく“私”をもっと知りたいと思いました。」、「自分の軸を見つけて行動することが重要だと実感しました。」などの意見があり、辻氏の言葉が多くの学生に影響を与えたことが分かります。「私自身が一番ワクワクする歩み方で、愛を持って選択したいと改めて思いました。」といった感想からも、学びの深さが伺えます。
終わりに
叡啓大学でのこのイブニングラウンジは、参加者全員にとって貴重な機会となりました。辻愛沙子氏の講演を通じて、自分自身を見つめ直し、自己成長を促す大切なメッセージが届けられました。これからも叡啓大学は、学生の成長を支援するために多くのイベントを企画していくことでしょう。
丁寧に貴重なお話をしてくださった辻愛沙子氏に、心より感謝いたします。