積水化学が新しい住宅モデル『ELVIA』を発表
2023年10月30日、積水化学工業株式会社の住宅カンパニーが新たなフラッグシップモデル『ELVIA(エルビア)』を全国で発売することを発表しました。この新しい住宅は、鉄骨戸建ての注文住宅として、特にハイエンド層のニーズに応えるために設計されています。
デザインと性能の融合
『ELVIA』は「デザイン×住性能×住空間」という当社の最高水準を備えています。未来の住まいを見据えたこの住宅は、安心で快適、かつ環境に優しいという価値を提供することを目指しています。また、ハイエンド層の心理的な豊かさや生活の質を高めるために、デザイン性、断熱性、スマート性能の進化が続けられてきました。
鉄骨ユニット住宅の再定義
新たなブランドメッセージ「Life Sustainable 鉄の家は、つよくて、やさしい」と合わせて、鉄骨ユニット住宅の価値を「持続的価値デザイン」「居心地デザイン」「環境調和デザイン」として再定義。このメッセージは、個々の住まいがもたらす快適さや美しさだけでなく、人や環境に優しい暮らしを実現することも目的としています。
具体的な特長
『ELVIA』の魅力は、その全体にわたる性能の高さにあります。特に注目すべきは以下のポイントです。
1.
優れた外観デザイン:シャープなラインが際立つ外観と、普遍的な美しさを追求した内装が特徴。タイル貼りの庇や袖壁により、無駄をそぎ落とした洗練されたデザインが施されています。
2.
高い断熱性能と耐震性:断熱等級7を実現し、耐震基準の2倍相当の強度を誇る構造が、厳しい地震に対しても住まいの安全性を確保します。
3.
進化した空調システム:新開発の空調システム「AirLax」により、全館の温度管理が行え、快適な睡眠環境をサポートします。
買い手に寄り添う住宅
最近の市場調査によると、ハイエンド層では特に住環境に投資する傾向が強くなっています。人々は、生活空間の質を高めるために多くのお金を使うようになってきています。『ELVIA』は、ただの家ではなく、生活の質を高めるための一つのパートナーと言えます。
安全対策と省エネへの配慮
近年の自然災害の増加により、住宅の安全性が再評価されています。特に2025年に予想される南海トラフ巨大地震の影響を受ける地域も多く、そのための対策が求められています。『ELVIA』は、耐震性と断熱性を兼ね備えた住まいとして、その要件を満たす構造が実現されています。さらに、脱炭素社会に向けた省エネ基準への適合も進められており、エコで快適な住環境を整えています。
結びに
年内の販売目標は300棟とされており、積水化学の新たな挑戦が期待されます。『ELVIA』が提供する新しい生活のスタイルは、多くの人々に影響を与えることでしょう。今後の展開に目が離せません。