エムシーディースリーときらぼし銀行の業務提携、建設業向け融資を新展開

エムシーディースリー株式会社（東京都渋谷区、CEO：飯田正生）と、きらぼしグループの株式会社きらぼし銀行（東京都港区、取締役頭取：渡邊壽信）は、最新の業務提携に関する情報を発表しました。本提携に基づき、2025年12月10日から、きらぼし銀行は、中小建設業者向けに新たな融資商品「建設工事サポートローン・プラス」を提供します。

この融資商品は、建設サイト・シリーズ（グリーンサイト）に契約された企業向けに特化しており、適用されるのは、グリーンサイト内で行われる建設工事の支払いに関連する費用です。今回の提携により、エムシーディースリーは契約企業の債務を部分的に保証し、より多くの中小建設業者が必要とする資金支援を受けられることを目指します。

提携の背景

今回の業務提携は、2025年2月に締結された「協業検討の覚書」にさかのぼります。この段階から両社は、できるだけ早く中小建設業者のニーズを把握し、具体的な協力体制を構築するために共同での需要検証を行ってきました。これにより、中小企業の現場で実際に求められているサービスや商品が明らかになりました。

特に、建設業は、経済環境の変化や資材価格の高騰、労働力不足などの多くの課題に直面しています。これに対処するためには、適切な融資支援が必要不可欠です。両社はそれぞれの強みを生かし、建設業界の活性化に寄与することを目指しています。

具体的な融資商品の概要

きらぼし銀行の公式ウェブサイトには、具体的な融資商品の詳細が掲載されています。契約企業が受け取ることができる「建設工事サポートローン・プラス」は、債務保証に充分な審査を経て提供されるものであり、エムシーディースリーは営業行為や融資に対する直接的な関与は行いません。

このように、両社の提携によって実現される新しい融資モデルは、建設業向けの具体的なニーズに応えるものとして、大きな期待が寄せられています。中小建設業者の資金繰りの支援を通じて、持続可能な建設業の発展に寄与することが目標です。