映画『ロマンチック金銭感覚』
2024-10-09 13:22:32

東京ドキュメンタリー映画祭準グランプリ受賞の映画が関西で照明拡大

映画『ロマンチック金銭感覚』が関西で上映拡大



東京ドキュメンタリー映画祭2023にて、見事に準グランプリを獲得した映画『ロマンチック金銭感覚』。この作品が、関西のミニシアター3館で上映されることが決定しました。上映は、京都、神戸、大阪の3都市で行われ、特に注目すべきは、観客が自らの意思で鑑賞料金を設定する「金銭感覚上映」が導入されることです。

上映スケジュール


  • - 京都: 10月25日(金)~10月31日(木) 出町座
  • - 神戸: 11月16日(土)~11月22日(金) 元町映画館
  • - 大阪: 11月30日(土)~12月6日(金) シネ・ヌーヴォ

映画の監督、緑茶麻悠と佐伯龍蔵は、観客に対して「お金」をテーマにした作品を体感してもらうため、この企画を提案しました。観客が設定した鑑賞料金は、その場で集められる仕組みで、余裕のある方は多く支払い、そうでない方は自分が納得いく金額を払うことができる新しい試みです。

金銭感覚上映の詳細


  • - 対象劇場: 各ミニシアター
  • - 料金設定: 通常の入場料金が通常の1800円などではなく、観客が自由に料金を決定。
  • - 料金回収方法: 鑑賞後、用意されたガチャガチャのカプセルに自分の決めた金額を入れてもらいます。
  • - 特別な通貨: 「円」だけでなく、地域通貨や自作の通貨なども利用可能。

この企画によって、観客は「お金」の価値やその感覚について再度考える機会を持つことが期待されます。

監督プロフィール


映画の共同監督である緑茶麻悠と佐伯龍蔵は、どちらも関西在住の映画作家です。これまでは個別に作品を監督してきた2人ですが、今回は共同作業として『ロマンチック金銭感覚』を手掛けました。

過去には、佐伯監督が長編映画「あそびのレンズ」、緑茶監督が短編映画「wind chime」といった作品があり、双方が異なるスタイルで独創的な作品を生み出してきました。

映画のあらすじ


『ロマンチック金銭感覚』は、貧乏ながらも自主映画を作り続ける二人の監督が、生活に行き詰まり「お金」について本気で向き合い始める姿を描いています。彼らは「地域通貨」という新しい経済圏に足を踏み入れ、その中で出会う人々と触れ合いながら、忘れかけていた重要なことを思い出す旅へと向かいます。

この映画は、観客にとってただのエンターテインメントではなく、現代社会における「お金」の価値を再認識する契機ともなるでしょう。

最後に


監督の言葉を借りると、これは「本作のテーマそのものを肌で感じていただくための貴重な機会」です。関西での公開に際して、多くの人々がこの映画を通して新たな視点や体験に出会えることを願っています。興味のある方は、ぜひこの機会に劇場で鑑賞してみてください。


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