日立がインドに新たな拠点を開設
株式会社日立製作所は、インドのノイダに「BuilMiraiエクスペリエンスセンター」を新たに設立しました。このセンターは、最新のスマートビルソリューションを提示するための鍵となる施設です。日立の持つ豊富なデータと先進的なAI技術を駆使し、顧客に対して優れたデジタル体験を提供することを目的としています。
BuilMiraiエクスペリエンスセンターの概要
BuilMiraiエクスペリエンスセンターは、特に「HMAX for Buildings」という次世代ソリューションを中心に構成されています。このソリューションは、ビルのエネルギー効率や運用可視性を向上させるために設計されており、スマートビル技術の進化を実感することができます。センターでは、実際に稼働するビル管理プラットフォームを用いて、これらの技術がどのように機能するのかをデモンストレーションします。
それに加え、エンジニアリングチームや顧客、業界パートナー間の連携を高めることも重要な目的となっています。日立リフトインドとGlobalLogicが共同で運営し、それぞれの専門領域を生かして、より良いソリューションを提供することを目指しています。
インドの市場でのニーズ
インドでは急速な都市化が進行中であり、商業施設やオフィスビルにおけるエネルギー効率の向上が求められています。このような背景の中、BuilMiraiエクスペリエンスセンターの設立は、インド市場におけるビルソリューションの提供を加速し、持続可能な社会の実現にも寄与するものと位置付けられています。
日立は、このセンターを通じて得た知見を活用し、BuilMiraiのさらなる機能向上を図り、グローバルに展開していく方針です。特に、One Hitachiのスローガンのもとで、運用効率や安全性の向上にも注力しています。
開所式の様子
このエクスペリエンスセンターの開所式は、日立のコネクティブインダストリーズ(CI)セクターのCEOや関連責任者が参加し、盛大に行われました。参加者たちは、日立リフトインドやGlobalLogicのリーダーシップの下、斬新なビルソリューションの未来について論じました。
日立リフトインドの部長であるマニッシュ・シッカ氏は、インド市場において安全かつ信頼性の高い昇降機ソリューションを提供する重要性を強調し、顧客体験の向上に貢献することが同社の使命であると述べました。
一方、GlobalLogicのAPAC統括責任者ピユシュ・ジャー氏は、このエクスペリエンスセンターがインディアのインフラ革新の拠点であることを宣言し、日立とともに新たな解決策の開発に尽力する意義を語りました。
日立の展望
日立は、ITとOTを融合させ、デジタルイノベーションを推進しています。BuilMiraiエクスペリエンスセンターは、その象徴ともいえる存在であり、次世代のビル管理技術の開発において重要な役割を果たします。このセンターを通じて、日立はインドはもちろん、世界中でより持続可能な社会を築くためのリーディングカンパニーとしての地位を確立しようとしています。
具体的な事業展開には、インフラの効率的な運用、エネルギーの最適化、そして顧客のニーズに応える革新的なサービスが求められています。私たちの日立は、その未来をしっかりと見据え、変化を恐れず、着実に進んでいく所存です。
この新しい拠点が、インドのスマートビル市場においてどのような変革を引き起こすのか、今後の展開に期待が寄せられます。