台湾デザインが代官山に
2016-09-12 16:03:42

代官山蔦屋書店で台湾デザインのポップアップショップ開催!日本の伝統と融合した独創的なアイテムが勢ぞろい

代官山蔦屋書店で台湾デザインのポップアップショップがオープン



2016年9月10日から25日にかけて、代官山蔦屋書店2号館1階ブックフロアで、「Fresh Taiwan」をテーマとした台湾デザインのポップアップショップが開催されました。日本の伝統文化から着想を得た、独創的で洗練されたアイテムが日本初上陸を果たし、多くの人々を魅了しました。

急成長する台湾デザインシーン



近年、台湾のデザイン力は目覚ましい発展を遂げており、IDEA、Gマーク、red dot、iFなど、国際的なデザイン賞で数々の受賞を果たしています。その高いデザイン性と品質から、台湾は今、世界から注目を集めるデザイン大国として存在感を増しています。

今回のポップアップショップでは、台湾文化部(文部科学省相当)が支援する「Fresh Taiwan」プロジェクトに選ばれたブランドや、東京インターナショナル・ギフト・ショーの輸入品コンテストで受賞した商品が展示・販売されました。

日本の伝統と台湾の感性が融合したアイテム



出展ブランドは、日本の伝統工芸からインスピレーションを受け、現代のライフスタイルに合わせたデザインを展開する企業ばかり。伝統的な技法と現代的な感性の融合が、それぞれのアイテムに息づいています。

Woo Collective



建築の鉄骨構造をモチーフにした箸置き「Straight」は、3Dプリンターを用いた造形技術と、洗練されたデザインが特徴。ゴールデンピン・デザインアワード受賞、ゴールデンピン・バイヤーズアワード入選という実績も誇ります。

A.M IDEAS



台湾の伝統的ない草を使った蝶ネクタイ「Rush Grass Bow Tie」や、デジタル機器を保護するい草編みのケース「Tilt」は、伝統工芸と現代素材の融合が魅力です。

Yenchenyawen Design Studio



日本の伝統工芸である「金継ぎ」から着想を得たジュエリートレー「Jewellery Tray」は、傷を隠すのではなく、むしろそれを特徴として生かすことで、唯一無二の作品に仕上げています。

Studio Kanari Design Ltd.



童心を感じさせるデザインの栓抜き「House」は、テーブルに置いても絵になる可愛らしいフォルムが人気です。ステンレス素材の質感も魅力の一つです。

台湾デザインの魅力



台湾デザインの魅力は、多様性に富んだ文化と歴史、そして豊かな自然と都会が融合した独特の雰囲気にあります。オリエンタルな文化と欧米文化の影響が複雑に絡み合い、独自の感性を生み出しています。高度な製造技術とハイテク技術を駆使し、時代を先駆ける革新的なデザインが次々と生まれています。

世界へ発信する台湾デザイン



「Fresh Taiwan」プロジェクトは、台湾の文化、オリジナリティ、そしてビジネスチャンスという三つの視点から厳選されたブランドを世界に発信しています。フランクフルト、ニューヨーク、東京、バンコクなど、世界各地で開催される展示会へ積極的に出展し、台湾デザインの認知度向上に貢献しています。

台湾文化部と台湾デザインセンター



台湾文化部は、文化クリエイティブ産業の振興に力を入れており、中小企業への支援や、国際的な連携強化など、多角的な取り組みを行っています。台湾デザインセンターは、デザイン人材育成や国際交流促進、市場競争力の強化などを主な任務とし、台湾のデザイン産業発展の中核を担っています。

今回のポップアップショップは、台湾デザインの魅力を日本に伝える貴重な機会となりました。日本の伝統と台湾の感性が融合した、これまでにないデザインプロダクツの数々は、多くの来場者の心を掴んだことでしょう。

会社情報

会社名
財団法人台湾デザイン研究院 日本窓口
住所
台湾110台北市信義区光復南路133号台湾デザイン研究院
電話番号
02-2745-8199

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