三池崇史監督が主催するショート動画コンテスト「26秒のカーニバル」が始動！

映画監督三池崇史が開催する新たな挑戦

映画業界の新たな風を吹き込むプロジェクトが始まりました。著名な映画監督、三池崇史氏が主催するショート動画コンテスト「26秒のカーニバル」が、第3期の募集を開始しました。今回は「私の宝物」というテーマが設定され、応募には映像制作を手掛けるすべての人が参加できます。特に注目したいのは、今回は生成AIを用いた作品も応募を受け付けるという新たな試みを行っている点です。

映像制作の再考

映像技術の進展により、誰もが動画制作を楽しめる時代が到来しました。しかし、その背景には映像制作の質や観客への配慮が軽視される懸念も存在しています。ショート動画が広く普及する中、一部には再生回数を優先するあまり、隙間ができてしまっています。三池監督はこの現象に問題意識を持ち、映像制作の本質について再考する機会を提供したいという思いから、このコンテストを立ち上げました。彼は、映像の質や制作の仲間への感謝、自らの作品で人々を豊かにする経験が重要であると考えています。

生成AIとの共創

第3期の募集にあたり、新たな挑戦として生成AIを用いた作品も対象としています。これにより、AIの新たな創造性を映像表現に組み入れることが可能になりました。AIと共に作り出す映像によって、どのような新しい物語が描かれるのか、楽しみなところです。

三池崇史からのメッセージ

三池監督は「26秒で人生を変えることができるのか？」という問いを持ち、参加者に挑戦を促しています。このコンテストは、経済的リスクと労力を抑えながらも、クリエイティブな表現を探求できる場を提供することを目的としています。彼自身の経験からも、映像制作は観る者、創る者に強い影響を与えるものだと語っています。「たった26秒で人生が変わる」ことができるという夢を持つことが、今を生きる私たちにとって重要なのではないでしょうか。

募集概要

コンテストの応募対象はプロ、アマを問わない全ての映像表現者です。各参加者につき、応募は1作品のみに限られています。応募方法は次の通りです。

1. 26秒以内のショート動画を撮影。
2. 自身のYouTubeチャンネルに限定公開でアップロード。
3. 応募フォームにYouTube URLを記入して申し込む。

作品テーマと選考基準

作品時間：26秒以内
企画テーマ：『26秒で奇跡を起こし、人生を豊かにしよう』
第3期テーマ：『私の宝物』

応募にあたり、注意事項としては、動画は未公開であること、他人の権利を侵害しないこと、撮影方法・編集方法は自由であることが挙げられています。

受賞と選考スケジュール

受賞作品は約5本が予定されており、賞金は1作品あたり10万円が授与されます。さらに、受賞作品と受賞者情報は公式サイトに掲載されます。

募集期間：2024年3月1日～4月30日
審査：5月
審査結果発表：5月下旬

詳しくは公式サイトを参照してください。