生成AIがアニメ映画祭の受付をサポート!「mimik NEST」の実証実験がフランスで実施
株式会社Qualiagramが提供する、AIを活用した接客トレーニングサービス「mimik」の新機能「mimik NEST」が、フランスで開催されたアヌシー国際アニメーション映画祭で実証実験を実施しました。
「mimik NEST」は、chatGPTを活用したバーチャル顧客との接客ロールプレイングが可能なサービスです。今回の実証実験では、アニメ制作会社であるLAZO社の展示ブースで、「mimik NEST」の生成AIオペレーターが受付業務を担当しました。
アニメに関する深い知識を持つ生成AIオペレーター
生成AIオペレーターは、事前にアニメに関する深い知識を学習しており、来場者からの質問に的確に回答することができました。例えば、アニメ制作プロセスや作品に関する質問にも対応可能で、来場者からは「アニメに関する知識が豊富で驚いた」という声が聞かれました。
多言語対応で効率的な現場対応をサポート
国際的な映画祭という特性上、多言語対応が必須となりますが、「mimik NEST」は日本語で学習させた後、英語での対応も可能で、現場のスタッフの負担を軽減しました。
生成AIオペレーターの今後の展望
今回の実証実験では、英語のみでの対応でしたが、生成AIは質問者の発言に合わせて言語認識をし会話することも可能であることから、あらゆる言語に対応できる可能性があります。将来的には、多言語対応が可能な通訳として、国内外の展示会や海外旅行者への対応など、様々なシーンでの活用が期待されます。
実証実験を通して得られた課題と今後の改善
今回の実証実験では、AIとの会話が80%以上成立し、アニメに関する質問への回答範囲や知識量に多くの人が驚いた一方で、AIから質問を引き出すような会話の投げかけなど、より自然なコミュニケーションを実現するための改善点も明らかになりました。
アバターの活用でさらにフレンドリーな対応へ
また、アバターについては、TPOに合わせて2次元アニメや実写などにすることで、よりフレンドリーな印象になるという意見も寄せられました。
まとめ
今回のアヌシー国際アニメーション映画祭での実証実験を通して、「mimik NEST」は、生成AIを活用した受付業務において、高い潜在能力を持つことが示されました。今後も、更なる機能改善を進め、様々な分野で活躍できるサービスを目指していきます。
株式会社Qualiagramについて
株式会社Qualiagramは、株式会社ピアズの子会社として、AIを活用した営業・接客トレーニングサービス「mimik」を提供しています。「mimik」は、AI等を活用し、営業や接客を中心としたコミュニケーション能力の向上に必要な表現力を高めるトレーニングを効率的に行うことができるサービスです。
会社情報
社名: 株式会社Qualiagram
所在地: 東京都港区港南2丁目16−4 品川グランドセントラルタワー 15F
代表者: 代表取締役 吉井 雅己
設立: 2020年11月
株式会社ピアズについて
株式会社ピアズは、「いつかの未来を、いつもの日々に、NEW NORMAL ACCELERATION」をパーパスに掲げ、日々進化するテクノロジーを活用し、変化する市場環境に適したビジネスソリューションを提供することで社会貢献を目指しています。
会社情報
社名: 株式会社ピアズ
所在地: 東京都港区港南2丁目16−4 品川グランドセントラルタワー 15F
代表者: 代表取締役社長 桑野 隆司
設立: 2005年1月
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URL: https://peers.jp/