Akamaiの新しいネイティブコネクターについて
2024年10月1日、Akamai Technologies, Inc.は、そのAPI SecurityとAkamai Connected Cloudを接続する新しいネイティブコネクターの導入を発表しました。この革新的な統合により、ユーザーはAkamai Connected Cloudのトラフィックを直接API Securityに送信し、効率的に分析することが可能になります。これにより、攻撃を速やかに阻止し、APIの探索と保護がシンプルになり、迅速な対応が実現します。
デジタル環境とAPIの役割
今日のデジタル環境では、APIはビジネスの成長とイノベーションにおいて欠かせない要素となっています。しかし、APIのセキュリティが不十分な場合、大きなリスクを伴うことになります。Akamaiのアプリケーションセキュリティ部門のシニアバイスプレジデントであるRupesh Chokshi氏は、「APIトラフィックを可視化し、攻撃から守るための簡単で効果的な手段を提供する新しいネイティブコネクターは、パフォーマンスや追加コストを気にすることなく利用できる」と述べています。
Akamaiのネイティブコネクターのメリット
Akamaiの新しいネイティブコネクターにはいくつかの重要な利点があります。まず、ゼロタッチでの迅速な展開が可能で、即座にROIを生み出すことができます。加えて、導入時のコストや保守コスト、ネットワーキングコストなどを発生させず、総所有コスト(TCO)を削減することができます。
さらに、Akamaiのエッジで実施されるダイレクトブロッキング機能により、攻撃に素早く対処できる点も大きな魅力です。そして、API Securityの特徴として、40以上のトラフィックソースとの統合が可能であり、クラウド環境やAPIゲートウェイ、Webアプリケーションファイアウォール(WAF)などの幅広い環境に対応しています。
組織に求められる準備
デジタルトランスフォーメーションが進められる中、組織はAPIの重要性が増す世界でのセキュリティ対策を強化する必要があります。Akamaiのネイティブコネクターは、企業がAPIを簡単に探し、保護する手段を提供し、変化するサイバー脅威からAPIを守るための包括的で信頼性の高いソリューションを実現します。
利用状況と今後の展望
現在、Akamaiのネイティブコネクターはすでに100社以上の顧客によって使用されており、月に5,000億件以上のリクエストを生成する30万以上のAPIが分析されています。この新しいコネクターは2024年10月1日から公式に提供され、Akamaiが提供する多彩なサービスの一環として役立つでしょう。
詳細に関しては、
Akamaiの公式サイトを訪れてみてください。
Akamaiについて
Akamaiは、オンライン体験を支える重要な役割を果たし、世界中の企業に選ばれた実績があります。彼らの超分散型エッジおよびクラウドプラットフォーム、Akamai Connected Cloudは、アプリやユーザー体験を近づけるとともに、脅威から守るための包括的なソリューションを提供しています。Akamaiに関するさらなる情報は、akamai.comおよびakamai.com/blogを通じて得られます。