コシノジュンコ氏が万博スタッフユニフォームをデザイン、55年ぶりの再タッグ

コシノジュンコ氏が万博スタッフユニフォームをデザイン

2025年に開催される日本国際博覧会、大阪・関西万博で、人気デザイナーのコシノジュンコ氏がスタッフユニフォームのデザインを手掛けることが決定しました。これは、1970年の大阪万博以来、実に55年ぶりとなるコラボレーションです。

タカラベルモント株式会社が「大阪ヘルスケアパビリオン」に協賛し、展示ブースでスタッフが着用するユニフォームに関して、コシノ氏のデザインが採用されることが発表されました。タカラベルモントは、当初の万博でも「美しさ」をテーマにしたユニフォームデザインを依頼しており、一貫して「美と健康の創造企業」としての立場を貫いてきました。

前回の万博で、コシノ氏がデザインした「パンツルック」は、女性のワークスタイルを革新するものであり、そのスタイルは時代を先取りしたものでした。今後の展示では、コシノ氏の美学とタカラベルモントの展示コンセプトが融合し、未来のヘルスケアサロンのビジョンが体現される予定です。

コシノジュンコ氏は、「美しいものとは何か、それは理屈ではありません」とのコメントを寄せています。彼女は、今回のコラボレーションがタカラベルモントのコンセプトに響くものであると考えており、美しさを感じられるデザインを期待すると述べています。

さらに、コシノ氏はこれからの時代に必要な「真の美」を体験として来場者に伝えるために尽力すると述べています。展示テーマは“REBORN”で、健康や命に関する社会的な問いを投げかけ、心身ともに豊かな未来を目指す姿勢が示されています。

未来のヘルスケアサロンとは

タカラベルモントは、2050年の宇宙時代において、ヘアサロンの役割が進化すると考えています。単に髪を切ったりスタイリングしたりするだけでなく、生涯にわたる健康をもサポートする場所としての役割を果たすことを目指しています。

「未来のヘルスケアサロン」に向けたビジョンは、イノベーションとライフサイエンスの進歩を通じて提唱されており、より多様化したニーズに応えるサービスが求められるようになるとしています。この新しい発想によって、全ての人々が豊かな人生を送ることができる社会実現に貢献するとしています。

タカラベルモントのさらなる進化

タカラベルモント株式会社は、1921年に設立され、2021年には創業100周年を迎えました。「美しい人生を、かなえよう。」という新たなパーパスを掲げ、持続可能な社会へ向けて前進しています。今後も、様々な分野でのプロフェッショナルと共に、進化を続けていく予定です。

本展覧会でのコシノ氏のユニフォームデザインは、来場者に新たな美の概念を提起するとともに、ヘルスケアと美容の融合における未来への一歩となることでしょう。