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玉乃家が「cyzen」を導入し業務効率化を実現

玉子屋グループの玉乃家は、葬儀社や寺などへ法要料理を届ける業務を行っています。その業務の合間に新規顧客への営業活動も行っていますが、これまでは手書きの日報による記録管理が行われていました。これにより、過去の顧客履歴を追うことが難しく、必要な情報を得るために他のスタッフに確認する手間が生じていました。また、情報共有が不十分で、部長や社長へは十分なデータが伝わらない状況にありました。

これらの問題を解決するため、玉乃家は働き方改革アプリ「cyzen」を導入しました。「cyzen」により、顧客情報をリアルタイムで共有できるようになり、現場スタッフはスマホを使って効率的に営業活動を行えるようになりました。地図上に表示される訪問可能な葬儀社や寺によって、営業訪問件数も従来の3件から6件に増加しました。

既存の顧客からの重要な情報や過去のクレームも簡単に社内で共有できるようになり、ミスを減少させつつ顧客信頼度を高める効果もありました。これにより、外出先で報告書を作成する必要がなくなり、結果としてスタッフの1日の残業時間が平均して1時間短縮されました。

また、現場スタッフのマネージャーは「cyzen」を利用して、各スタッフの動きをリアルタイムで把握し、必要に応じて素早く指示を出すことが可能になりました。スタッフの日々の業務進捗も把握しやすくなり、適切な評価ができるようになったのです。

売上が過去最高を記録

2018年6月に「cyzen」を導入してから約半年後の2019年1月、玉乃家の繁忙期の売上は過去最高の1,200万円に達しました。これは従来の最高売上である1,000万円から20％の増加にあたります。この業績の向上は、業務効率化と相まって生産性の向上をもたらしました。

営業業務部長の宮本達也氏が述べるには、「cyzen」のアプリは非常に使いやすく、全スタッフがすぐに活用できるようになったとのこと。スマホを介して顧客訪問及び新規顧客への訪問を記録・確認できるようになり、情報共有が業務の質を向上させたといいます。

今後の展望としては、玉乃家はスタッフ数を増やし、新たな顧客開拓と既存顧客へのサービス向上を目指しています。「cyzen」の活用がまだ十分ではない部分もあるため、引き続き機能を使いこなし、目標の達成を図る意向を示しています。

「cyzen」の基本情報

「cyzen」を提供するレッドフォックス株式会社は、2012年からこのアプリのサービスを提供し続けており、1,300社以上の企業がこのアプリを利用しています。位置情報を活用し、報告書作成や業務管理を行うことで業務の効率化を図ってきました。

玉乃家の事例のように、働き方改革を実現するためのツールとして「cyzen」は多くの企業にとって貴重な存在となっています。今後もこのような成功事例が増えていくことを期待します。

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