夏休みの宿題に関する調査結果の概要
株式会社KADOKAWAが運営する教育支援サイト「ヨメルバ」は、夏休みの宿題に関して行った最新のアンケート調査の結果を発表しました。この調査は、2025年の夏休みにおいて、小中学生がいる保護者を対象に実施されています。調査の目的は、学校から出される宿題の内容や、保護者のサポートの実態を明らかにすることです。
調査方法と対象
- - 調査内容:夏休みの宿題に関するアンケート
- - 調査方法:インターネット調査
- - 対象者:ヨメルバ会員
- - 調査期間:2025年9月1日~2025年9月30日
- - 有効回答数:455件のうち、小中学生のお子さんを持つ170件が結果として掲載されました。
※調査結果を利用する際には必ず「ヨメルバ調べ」と明記してください。
調査結果サマリー
調査結果によると、今年の夏休み中に学校から出された宿題の中で最も多かった項目は「ドリル」で、90%以上の保護者が何らかの形で宿題の存在を認識しています。続いて「自由研究」が約70%で、その次に「読書感想文」が67%という結果となっており、これらが夏の風物詩的な宿題であることが分かります。
さらに学年別に見ると、小学校低学年では「日記・絵日記」が100%の回答を得ており、全ての保護者がこの宿題を経験したことがあることが分かります。中高生になると「自主学習・調べ学習」が主な宿題となり、より学習に特化した内容にシフトしています。
宿題の管理に関する実態
お子さんたちが自ら宿題をどの程度管理できていたかを尋ねたところ、4割以上の保護者が「宿題の内容は把握していたが、進捗は管理できなかった」と回答しました。このことから、宿題を一人でやり遂げることが難しいことが伺えます。
このため、保護者の支援が重要になりますが、調査の結果78.2%が実際に何らかの形で宿題を手伝ったと答えており、この数値は思ったよりも高いことが分かります。具体的には、宿題の進め方やスケジュールについて助言を行ったという回答が半数以上に上ります。具体的にどの宿題をいつまでに行うか、あるいは課題に取り組むための時間配分を相談することが多いようです。
一方で、ドリルや問題集の丸つけを手伝ったという声も多く、37%がこの点での協力をしていることが明らかになりました。スケジュール管理については、夏休みが終わるギリギリまで宿題に手をつけないという場合も多あり、最後の数日間で慌てて進めなければならないケースもあるようです。
保護者の悩みと工夫
保護者からは「どうしたらスムーズに宿題を進められるのか、アドバイスが欲しい」という意見が寄せられる一方で、宿題を早く進めさせることがかえって逆効果になることも。このように宿題に関する進め方やタイミングは、保護者にとっての大きな悩みとなっているようです。
調査はここで終わりません。今後も自由研究や読書感想文に関するテーマについても詳しく調査し、結果を共有していく予定です。また、読書感想文の書き方や本の選び方についてのヒントも提供しております。
もっと詳しい調査結果については「ヨメルバ」でご覧いただけます。
ヨメルバとは?
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