FCCキッチンカー基金の助成先
2025-06-02 10:22:52

災害時の食事支援を強化するFCC災害用キッチンカー基金が新たな助成先を発表

FCC災害用キッチンカー基金が新たな助成先を決定



公益財団法人日本フィランソロピック財団は、2025年6月に実施される第2回「FCC災害用キッチンカー基金」の助成先を発表しました。この基金は、自然災害が頻発する日本において、被災者の心身の健康を守るために温かく栄養価の高い食事を提供することを目的としています。

助成金額と対象期間


発表された助成総額は11,768,800円で、2025年6月から2026年5月までの期間にわたって支援が行われます。この基金を通じて、さまざまな団体や事業が被災地区での取り組みを強化していくことが期待されています。

助成先団体の取り組み


普及・啓発支援プログラム


1. 香西観光協会(香川県):「笠居郷における東南海地震派遣受入ネットワーク構築事業」への助成金は978,000円。
2. 特定非営利活動法人湘南スタイル(神奈川県):「湘南フードトラック協会 災害時・平時におけるWEBサイト及びデジタルツールを活用した取り組み」への助成金は997,800円。

これらのプロジェクトは、災害時に必要な情報を発信し、地域住民の意識を高めることを目指しています。

車両活用支援プログラム


1. NPO法人森のようちえん太陽と緑の風クラブ(静岡県):「被災地にパワーを届ける「もうやんカレー」キッチンカー」への助成金は、平時3,415,000円、発災時378,000円。
2. 一般社団法人まざーりーふあいらぼ(長崎県):「あったかごはん支援隊」への助成金は、平時5,000,000円、発災時1,000,000円。

これらのキッチンカーは、被災地での食事提供だけでなく、地域のつながりを強化する役割も果たします。

「FCC災害用キッチンカー基金」とは


当基金は、日本が抱えるさまざまな自然災害において、迅速に対応できる体制を整えることを目的に設立されました。災害の際、避難所では主に炭水化物中心の食事が提供されていますが、これは被災者の健康に悪影響を及ぼすことがあります。そのため、基金は健康的で安心安全な温かい食事を提供することを重視しています。

日本フィランソロピック財団について


日本フィランソロピック財団は、2020年に設立され、社会貢献事業への資金提供を目的としています。この財団は、未来への投資としてより豊かな社会の実現を目指し、寄附者の「思い」を大切にしています。詳細は公式サイトをご覧ください:np-foundation.or.jp

まとめ


今回の助成先発表は、災害時の支援をさらに充実させる重要なステップです。地域が一丸となり、被災者に寄り添った支援が展開されることを期待しています。


画像1

画像2

会社情報

会社名
公益財団法人日本フィランソロピック財団
住所
東京都港区新橋1丁目1番地13号アーバンネット内幸町ビル3階
電話番号
050-3521-0160

トピックス(地域情報)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。