オーガニック商品の利用状況を探る
近年、オーガニック商品の利用が注目を集めていますが、最近の調査によると、その利用者は約3割強で、かつての調査と比較して減少傾向にあります。この傾向は、特に女性の60〜70代において顕著で、彼女たちのオーガニック商品に対する意識や選択行動について深堀りしていきたいと思います。
調査の概要
マイボイスコム株式会社が実施したこの調査は、2026年2月1日から2月7日の間にインターネットを通じて行われ、11,400名が参加しました。調査の目的は、オーガニック商品に対する利用状況や購入理由、選びたい場面について明らかにすることです。
オーガニック商品に対する利用状況
調査結果によれば、オーガニック商品を「積極的に利用する」「利用することがある」と答えた人は、全体の30%強でした。この数値は過去調査と比べて減少しており、特に女性の60〜70代で4割超と高い数字が出ています。一方、30代以下の男性においても一定の利用が見られていますが、全体の傾向としては男性よりも女性が多くの割合を占めています。
商品カテゴリー別の購入動向
最近1年間に購入したオーガニック商品は、飲料では「お茶系飲料」が最も多く、次いで「健康茶、ハーブティー」「コーヒー」などが続きました。また、食品では「野菜・果物」が圧倒的に多く、他の食品カテゴリーに比べて優位にあります。特に、オーガニック野菜を選ぶ理由は、農薬や化学成分を避ける意識が強いからと言えます。
購入理由
オーガニック商品を選ぶ最も大きな理由は「健康に良い」という意識が根底にあります。46.6%の利用者がこの理由を挙げており、次いで「環境に配慮している」(35.9%)、「安全」「品質が良い」といった理由も多く聞かれました。とはいえ、女性と若者を中心に「美容によい」という意識も見られ、世代によって利用動機が異なることが浮き彫りになっています。
価格に対する意識
オーガニック商品の購入において、価格が高くても選びたいと感じる場面について50%の回答者が「自分の健康に意識を向けるとき」と答え、特に女性においてその傾向が強いことがわかります。また、品質や出会いに裏付けられた選択がなされることも多いようです。
調査の結果からは、オーガニック商品の魅力とそのコストに対する意識の変化が伺えます。一時期ほどの勢いがなくなり、選択肢としてのオーガニック商品の位置が再考されつつあります。このデータは、今後の市場動向を探る上でも有益な情報となるでしょう。
回答者の声
調査には多くの個別の意見も寄せられました。例えば、敏感肌の方がオーガニック製品を選ぶ理由として、「優しい成分のものを使いたい」という声があり、明確なニーズの存在が感じられました。また、環境や自身の健康に配慮するために購入したいという意見も多く見受けられました。一方で、物価高の影響でオーガニック商品に対する懐疑的な意見も存在し、オーガニック=安心というわけではないとの意見もありました。
まとめ
オーガニック商品の需要は着実に変化しています。健康や環境への意識は依然として強いものの、価格や効能に関する価値判断がより重視される傾向にあります。引き続き、オーガニック市場の動向を注視していく必要があるでしょう。