秋田県を舞台にしたインバウンド観光プロジェクト
2026年9月4日から5日にかけて、秩序あるインバウンド観光推進委員会が秋田県で第5弾のプロジェクトを実施します。この取り組みでは、秋田の魅力を海外に発信し、観光マナーの普及を目指しています。これは、秩父エリアや那須エリア、山梨県、奈良県に続く地域プロジェクトの一環です。
プロジェクトの目的
近年、多くの外国人旅行者が訪日していますが、ただ観光地の魅力を伝えるだけでなく、地域の文化や生活への理解を促進し、観光マナーを広める必要性が増しています。このプロジェクトは、「地域と調和した持続可能なインバウンド観光」の実現を目指しており、単なる観光生産数の増加を越えて、地域社会との共存に取り組んでいます。
この取り組みは、2025年度に発足した「秩序あるインバウンド観光推進委員会」により実施されており、これを通じて地域の特性を合わせた観光を目指しています。秋田では、インバウンド観光に関する専門家のアドバイスを受け、地元の観光戦略課や地域の施設と連携しながら活動します。
秋田県の観光資源
秋田県には、角館の武家屋敷や伝統文化、郷土料理といった数多くの観光資源があります また、男鹿地域では、地域の伝承文化である「なまはげ」が今もなお受け継がれています。今回のプロジェクトでは、中国語を母国語とするインフルエンサー2名が仙北市角館町および男鹿市を訪れ、地域の歴史や文化、食を体験します。
まず、角館では武家屋敷や歴史通り、地域の食文化を紹介し、次に男鹿ではなまはげを体験します。これらの体験・取材データは、中国語によるSNS発信を通じて海外に広がり、秋田の観光地としての魅力を伝えていきます。
また、それにとどまらず、地域文化への理解や観光マナーに関する教育も重要な要素になり、旅行者と地域住民との相互理解を促進することで、より良い観光体験を創出することを狙っています。
主な訪問先
プロジェクトの具体的なプログラムには、以下の主要なスポットが含まれます。
- 縁 -Enishi-
- 料亭 稲穂
- 人力車角館絆屋
- 角館 武家屋敷 青柳家
- 安藤醸造 本店
- とっぴんぱらりのぷ
- なまはげ館
- なまはげ御殿 (ニュー畠兼)
- 入道埼灯台
招聘インフルエンサーについて
秋田県プロジェクトには、2名の著名な中国語圏インフルエンサーが参加します。付玉蒙氏は元中国のアナウンサーであり、日本の旅行情報を発信する著名人です。張倩倩氏は、日本のメディアで働きながら日本文化やライフスタイルを中国語で紹介しています。彼らはSNSを通じてリアルな視点で日本の魅力を発信し、多くのフォロワーから支持を得ています。
特定非営利活動法人 公共政策調査機構について
このプロジェクトを運営する「特定非営利活動法人公共政策調査機構(RIPP)」は、東京都港区に本社を置くNPO法人です。公共政策に関する調査研究や実践を通じて、日本社会の発展に寄与することを目的としています。秩序あるインバウンド観光推進委員会は、この法人の専門委員会として運営されており、地域と連携しながら質の高い観光提供に努めています。
まとめ
秋田県でのインバウンド観光プロジェクトは、地域の魅力を発信しつつ、旅行者との調和を図る重要な取り組みです。観光マナーの向上や地域文化の理解を促進することで、観光地としての秋田の知名度を高め、持続可能な観光の発展に寄与することを目指しています。将来的には、訪日外国人旅行者が地域社会と共存できるような新しい観光モデルを確立することで、地域の経済活性化にもつながることが期待されています。