ハリケーンシーズン到来!北米・中南米渡航の安全対策は万端ですか?
例年、6月から11月頃にかけて、北米(太平洋・大西洋沿岸地域及び南部地域)と中南米(カリブ海・太平洋沿岸地域)ではハリケーンシーズンとなります。ハリケーンは、暴風や高潮、洪水、土砂崩れなどの被害をもたらし、生活インフラへの影響も深刻です。復旧には長期間を要することもあり、渡航前に十分な注意が必要です。
過去のハリケーン被害
昨年は、一定の勢力に発達して名称が付された熱帯低気圧が20個発生し、うち7個がハリケーンとなりました。中でも「イダリア」は、米国フロリダ州及び南東部で高潮による浸水や広範囲な洪水を発生させました。
安全対策を徹底しましょう!
ハリケーンシーズンに北米や中南米への渡航・滞在を予定している方は、下記の点を注意して、安全対策を万端にしてください。
最新のハリケーン情報や気象情報を常に確認しましょう。
ハリケーン被害が予想される場合は、渡航・外出を控えるか、旅程・移動経路・訪問地を変更しましょう。
滞在中は、懐中電灯や携帯用ラジオなど、災害に備えた必需品を持ち歩きましょう。
飲料水や食料などの備蓄をしておきましょう。
家族や友人などに連絡先を伝えておき、緊急時に連絡が取れるようにしておきましょう。
避難場所を事前に確認しておきましょう。
必要に応じて、安全な場所に避難しましょう。
ハリケーン通過後も、二次災害に注意しましょう。
災害に巻き込まれた場合
災害に巻き込まれた場合は、現地当局の指示に従って安全を確保してください。また、ご自身の安否を日本の家族や最寄りの日本国大使館または総領事館に連絡しましょう。カリブ海の島々の中には、日本国大使館・総領事館がない国もあります。緊急時に迅速な対応が困難な場合がありますので、注意が必要です。
渡航前に必ず確認しましょう
海外渡航の際には、万一の事態に備え、下記の点を確認しましょう。
家族、友人、職場などに旅程や渡航先での連絡先を伝えておきましょう。
3か月以上滞在する場合は、大使館または総領事館に「在留届」を提出しましょう。
3か月未満の旅行や出張などの場合は、外務省海外旅行登録「たびレジ」に登録しましょう。
参考ウェブサイト
世界気象機関: http://severe.worldweather.wmo.int/
ウェザー・チャンネル: http://www.weather.com/
米国ナショナル・ハリケーン・センター: http://www.nhc.noaa.gov/
お問い合わせ
外務省領事サービスセンター
電話:(代表)(03)3580-3311(内線)2902、2903
領事局海外邦人安全課
電話:(外務省代表)03-3580-3311(内線)4567、9850
外務省海外安全ホームページ
PC版・スマートフォン版: https://www.anzen.mofa.go.jp/
モバイル版: http://www.anzen.mofa.go.jp/m/mbtop.html
在外公館連絡先
http://www.mofa.go.jp/mofaj/annai/zaigai/list/index.html
ハリケーンシーズン到来!安全対策を徹底しよう!
外務省の海外安全ホームページに掲載されている情報は、海外渡航者に必要な安全対策を分かりやすく解説しており、非常に役立ちます。特に、ハリケーンシーズン中の渡航は、事前に十分な情報収集と準備が不可欠です。
記事では、過去のハリケーン被害の例を挙げながら、渡航前に確認すべき情報や、滞在中の安全対策について詳しく説明しています。
最新情報を入手し、状況に応じて行動を
近年、地球温暖化の影響もあり、ハリケーンの発生頻度や規模が大きくなっている傾向にあります。そのため、渡航前に最新の気象情報やハリケーン情報を常に確認することが重要です。
渡航前に、ハリケーンの発生が予想される場合は、旅程を変更したり、渡航を延期したりするなどの選択肢も検討する必要があります。
滞在中の安全対策も重要
滞在中は、懐中電灯や携帯用ラジオ、飲料水、食料などの防災用品を準備しておくことが大切です。また、家族や友人などに連絡先を伝えておき、緊急時に連絡が取れるようにしておきましょう。
具体的な行動指針を
記事では、災害発生時の具体的な行動指針についても詳しく解説しています。
現地当局の指示に従うこと
ご自身の安否を日本の家族や大使館に連絡すること
避難場所を事前に確認しておくこと
これらの情報を参考に、安全対策を徹底し、万が一の事態に備えましょう。
役立つウェブサイト
記事では、世界気象機関やウェザー・チャンネル、米国ナショナル・ハリケーン・センターなど、役立つウェブサイトも紹介されています。これらのウェブサイトを活用して、最新の情報を入手しましょう。
まとめ
ハリケーンシーズン中は、渡航前に十分な情報収集と準備をしておくことが重要です。最新の情報を入手し、状況に応じて適切な行動を取ることによって、安全な海外旅行を実現しましょう。