Deeper Japanが道東エリアで新商品をリリース
旅行系スタートアップ「Deeper Japan」は、北海道の道東エリアにおいて新しい商品群を投入しました。この事業は、北海道の7つの空港を運営する「北海道エアポート株式会社」との協力によるもので、訪日外国人に向けた高付加価値の体験コンテンツの開発を目指しています。
旅行ポテンシャルの高い道東エリア
道東エリアは豊かな自然と文化が息づいており、観光業のポテンシャルが非常に高い地域です。しかし、観光資源が多く存在するにもかかわらず、広域観光が進んでいない現状があります。「Deeper Japan」はこの状況を踏まえ、滞在時間を延ばし、旅行消費単価を上げることを狙っています。
新たに発表された8つの商品は、北海道エアポートとの連携を通じて道東の空港を起点とした周遊プランの提供にもつながると期待されています。
新商品の魅力
1. 屈斜路湖周辺での乗馬体験(弟子屈町)
弟子屈町での乗馬体験は、明治時代から馬が活躍してきたこの地域ならではの伝統を感じながら楽しむことができます。広大な草原を安定感のある馬に乗って進む中で、道東の空気に触れ合うことができます。
2. 鳥取神社の歴史ガイド(釧路市)
釧路市にある鳥取神社では、宮司が自ら参加者を案内し、神社と釧路の歴史について深い理解を得ることができます。本殿や資料館も見学しながら、日本の伝統文化に触れることができる貴重な体験です。
3. バードウォッチング(弟子屈町)
200種以上の野鳥が生息する道東エリアで、経験豊富な自然ガイドの指導のもと、四季折々の野鳥観察を楽しむことができるのも魅力です。
4. 釧路川源流カヌーツアー(弟子屈町)
屈斜路湖から流れる静かな釧路川をカヌーで探索。自然の中での穏やかな時間を楽しむことができ、冬の雪景色も堪能できるアクティビティです。
5. 金継ぎ体験(釧路市)
釧路市では、金継ぎ作家の指導のもとで、器を修復する工程を学ぶことができます。日本の文化の深さを実感できる貴重な体験です。
6. お茶と和菓子の体験(釧路市)
茶道体験では、季節の和菓子を楽しみながら、お茶の作法を学びます。ゆったりとした時間を過ごしながら、日本文化を体感できます。
7. 知床での自然ガイド(斜里町)
世界遺産に指定された知床エリアでのプライベート自然ガイド。美しい風景とともに、環境保護や気候変動について学ぶことができます。
8. 弟子屈での自然観察(弟子屈町)
西に屈斜路湖、東に摩周湖が広がる自然観察エリアで、手つかずの自然の中を静かに散策し、その魅力を体感できます。
Deeper Japanの理念
Deeper Japanは、日本の伝統文化体験を通じて、多文化間の相互理解と共感を生むことを目指しています。職人やアーティストとの提携を通じて高品質の体験を提供し、参加者との深いコミュニケーションを重視しています。
結論
これらの新商品は、訪日外国人に対して北海道の魅力を再発見してもらう絶好の機会です。道東エリアの観光資源を最大限に活用し、地域の活性化に寄与する取り組みとして注目されています。