情報通信審議会の電波利用環境委員会が次回開催を発表
情報通信審議会 電波利用環境委員会 第64回の開催について
総務省は、情報通信技術分科会の一環として、電波利用環境委員会の第64回会合を開催することを発表しました。この会合は令和7年10月1日、水曜日の10時から行われる予定で、オンライン形式でのWeb会議として実施されます。参加者はこの形式を通じて会議に参加できるため、地域や時間を問わず多くの方々に参加の機会が提供されます。
議題の内容
今回の会議では、以下の3つの主要な議題が予定されています。
1. CISPR 11についての報告案
電波利用環境委員会からの報告として、CISPR 11に関連した内容が議論されます。CISPR 11は、業務用及び家庭用機器からの電磁干渉を管理する基準として、重要な役割を果たしています。
2. CISPR 16関連報告案
次に、CISPR 16-1-1、16-1-4、16-2-3、及び16-4-2についての報告案が呈示されます。これらの規格は、電波環境における機器の性能や測定方法に関連する基準を定めており、今後の技術開発や標準化に影響を与える重要なテーマです。
3. その他
最後に、その他の関連事項についても扱われる予定ですが、具体的な詳細は会議にて決定されるとしています。
傍聴申し込みについて
会議の傍聴を希望する方は、令和7年9月29日までに傍聴登録フォームで申し込む必要があります。定員に限りがあるため、多数の申し込みがあった場合は抽選により参加者が決定されるとのことです。このため、早めの申し込みが推奨されています。また、Web会議システムを利用した傍聴にはいくつかの留意事項があり、静かに参加し、録音や録画は避けるようにとの指示が出されています。
連絡先情報
総務省の疑問点や詳細についてのお問い合わせは、総合通信基盤局の電波部電波環境課の電磁障害係にて受け付けているため、必要に応じて連絡を取ることができます。電話番号は03-5253-5111(内線5905)、または直通で03-5253-5905です。問い合わせには電子メールも可能で、指定の形式で連絡が求められています。
まとめ
この情報通信審議会の電波利用環境委員会は、技術の進展や社会の変化に応じた対応を行うための重要な場です。電波利用のさらなる円滑化を目指し、多くの専門家や関心を持つ市民が参加することが期待されています。今後も、このような会議を通じて、我々の日常に欠かせない情報通信技術の発展が進むことを願っています。