LOGI FLAG DRY & COLD 古賀Ⅰ:新物流拠点の誕生
福岡県古賀市に位置する新しい物流施設『LOGI FLAG DRY & COLD 古賀Ⅰ』が、株式会社ファクテムをテナントとして迎え入れ、無事に満床となったことが発表されました。この施設は、霞ヶ関キャピタル株式会社が手がけたもので、非常に高い交通アクセスを誇ります。
1. 施設の概要
『LOGI FLAG DRY & COLD 古賀Ⅰ』は、物流業界のニーズに対応すべく、ドライ、冷蔵、冷凍の3温度帯を持つマルチテナント型の倉庫として設計されています。九州自動車道の古賀ICからたったの3km、福岡ICからは約15kmという好立地に加え、福岡空港や博多港に30分以内でアクセスできるため、国内外への輸送にも有利です。
この施設は、特に冷蔵・冷凍が必要な荷物を取り扱う企業にとって、魅力的な選択肢となっています。広大なスペースを有し、冷凍冷蔵区画は約1,000坪から利用可能です。さらに、最大3社のテナントが同時に入居することができるため、柔軟な運用が可能です。
2. 機能と特徴
施設の1階部分には、自然冷媒を使用した環境対応型の冷凍・冷蔵設備が整っています。設定温度を変更する機能を持ち、多様な荷物に対して最適な温度管理ができます。
加えて、2階と3階にはドライ区画が設けられており、最大約2,000坪のスペースを利用できます。この部分には、荷物用エレベーターや垂直搬送機も複数設置されており、効率的なオペレーションが実現されています。これにより、事業者はスムーズな物品の移動が可能となり、業務の効率化に繋がることでしょう。
3. LOGI FLAGのビジョン
この『LOGI FLAG』という名称には、物流業界が抱える様々な課題に挑戦し、新たな価値を提供するという強い意志が込められています。物流の「旗」として、日本国内だけでなく海外にも目を向け、成長を続けるという姿勢は、今後の物流業界において重要な位置を占めることでしょう。
物流業界は変化と進化が求められる分野ですが、こうした施設が増えることで、より多様な需要に応えることが期待されます。今後の『LOGI FLAG DRY & COLD 古賀Ⅰ』の成果に注目していきたいところです。
会社プロフィール
霞ヶ関キャピタル株式会社は、2011年に設立され、東京都千代田区に本社を置いています。主に不動産コンサルティングや物流施設開発、ホテル開発など diverseな事業を展開。資本金は約180億円、従業員数は317名を擁しています。
新たな拠点が誕生することで、今後の物流システムの進化が加速することを期待し、この施設がどのように利用されていくのか、とても楽しみです。