赤ちゃんアザラシ「たつみ」が誕生!その魅力と保護活動の全貌
最近、オランダのアザラシ保護施設「アザラシ幼稚園」が刊行したムック本『アザラシまるごとBOOK』が大きな話題を集めています。本書の特集では、「アザラシ幼稚園」に保護された赤ちゃんアザラシが登場し、その名前が「たつみ」と決定しました。これは、辰巳出版株式会社がアザラシ幼稚園と結んだ養子縁組に伴うもので、保護活動への関心を高める一助となっています。
アザラシ幼稚園とは
「アザラシ幼稚園」は、オランダに位置するアザラシ保護施設で、病気や負傷、環境によって孤立したアザラシの保護を行っています。昨年、同施設がYouTubeで24時間ライブ配信を行った際には、日本国内でも大きな反響を呼び、アザラシの愛らしさが多くの人々に認知されるきっかけとなりました。日本にも存在する「オホーツクとっかりセンター」と共に、両施設の活動が本書に詳しく紹介されています。
「たつみ」との出会い
「たつみ」は、2024年1月に海で保護されたハイイロアザラシの赤ちゃんです。保護間もなく、健康状態の回復に向けてアザラシ幼稚園で治療を受けており、今後2~3ヶ月の間、ここで生活することが決まっています。また、患者である「たつみ」の名前は、ファン投票によって決定され、出版社名と干支にちなんで命名されました。
『アザラシまるごとBOOK』の魅力
ムック本『アザラシまるごとBOOK』は、アザラシに関する多様な情報を提供しています。巻頭特集では、アザラシが暮らす「アザラシ幼稚園」や、国内のアザラシ保護施設について詳しく解説されています。また、アザラシの生態や世界の野生アザラシのビジュアルページも充実しており、アザラシの魅力を存分に楽しむことができる内容になっています。
この本が発売されるやいなや、予約からわずか2時間で完売となり、Amazonや楽天ブックスでは売上ランキングの1位を獲得する大ヒットを記録しました。特にSNSでも話題となり、2024年のユーキャン流行語大賞にノミネートされたことでもその人気は証明されています。
収益の恩恵
辰巳出版は、本書の売上の一部をアザラシ幼稚園とオホーツクとっかりセンターに寄付しました。約130万円の寄付金は、アザラシの治療やエサ代、施設の整備などに役立てられています。このように、書籍の購入がアザラシの保護活動に直結し、多くの読者が「たつみ」の成長を見守る存在となっています。
読者の声
読者からは、「本を購入することで支援できて嬉しい」「たつみの保護者になれて感激」というポジティブな声が集まっています。今後も、アザラシ幼稚園と辰巳出版の取り組みを通じて、アザラシへの愛情が広がることを期待しています。
『アザラシまるごとBOOK』は、全国の書店やネット書店で好評発売中です。特典付きの店舗もあり、アザラシファンにはたまらない内容となっています。
書籍情報
- - 書名: アザラシまるごとBOOK
- - 監修: 今泉忠明
- - 編著: 南幅俊輔
- - 発行: 辰巳出版(タツミムック)
- - 発売日: 2024年12月16日
- - 定価: 1,650円(本体1,500円+税)
- - 体裁: A4変型判(210×282mm)/96ページ/オールカラー
この本を通して、アザラシたちの魅力や活動を一緒に楽しみ、支援につなげましょう。