北九州市でのミライクルラボの取り組み
株式会社ミライクルラボが、北九州市における「令和7年度 企業変革・スタートアップ・グロースサポート事業」の一環として、新たな成果を発表しました。このプロジェクトでは、Z世代を対象とした「ゆるやかなコミュニティの創出」に向けた取り組みが行われています。本記事では、その背景や具体的な活動内容、今後の展望について詳しく解説します。
取り組みの背景
ミライクルラボは、社会との接点が希薄化しているZ世代の若者たちに対し、地域とのつながりを深める機会を提供することを目指しています。近年、学生たちは長期的なインターンシップの影響で“一つの職場しか知らない”傾向が強まっており、就職活動も早期化しています。こうした状況下では、地域の多様な職業に触れることが難しく、若者たちにとって社会が「狭く、閉じたもの」となりつつあります。
このような課題を解決するためには、若者が自由に社会を体験できる“遊び場”を作る必要があるという考えから、ミライクルラボが今回の実証実験を立ち上げました。
実証実験の内容
ミライクルラボが展開する「Academee」は、企業の業務を学生の学びに転換するユニークなプログラムです。このプログラムでは、企業のニーズに応じた課題を学生が解決し、成果を挙げることが求められます。北九州市内で活動する企業や関係者との連携によって、産業界と教育分野、地域社会をつなぐ実践の場が提供されます。
具体的には、北九州市内の高等学校での連携キャリア教育や共創ワークショップ、大学での講義などさまざまなイベントが実施されました。例えば、高校でのキャリア教育では、学生が社会体験を行い、次年度の有償インターンシップの実証機会を獲得しました。また、共創ワークショップでは、企業と学生が対話する場が設けられ、学生たちが企業のニーズに応えるチラシ制作や活動報告を行いました。
主な成果
1.
北九州市内の高等学校での連携キャリア教育
学生38名が参加し、社会体験を通じて次年度の有償インターンシップ機会を確保しました。
2.
共創ワークショップの実施
学生と企業関係者が対話し、企業のウィッシュと学生のリソースをマッチさせる「100×100」ゲームを開発しました。
3.
大学での有意義な座学実施
約20名の大学生を対象に、実践者としての登壇が実施され、次年度の接点獲得に繋がりました。
4.
オンラインイベント実施
30名参加のもと、デザイン業務に関する研修動画が制作され、学生によるイベント企画が実現しました。
今後の展望
今後、ミライクルラボは支援から自走へと向かい、北九州に根ざした挑戦的なプラットフォームを構築する計画です。2026年度からは、地域に特化したブランドと市内事業者のコラボレーションを目指し、若者たちと共に新しいコンテンツを開発します。また、支援期間終了後も地域に根付いた自立した仕組みを整え、持続的な雇用創出と企業連携を進めていく方針です。
株式会社ミライクルラボについて
ミライクルラボは、「はやく大人になりたくなる」をキーワードに、子どもたちが自分の「好き」や「違和感」を通じて未来を切り拓く力を育むプログラムを全国で展開しています。アントレプレナーシップ教育や探究学習を通じて、地域の教育現場と連携した実践型プロジェクトを推進し、学びと社会をつなげる価値創造型人材育成を目指しています。