大絶滅展―絶滅生物の歴史を探る特別展が上野で開催

特別展「大絶滅展」の魅力

いよいよ11月1日から、東京・上野にある国立科学博物館で特別展「大絶滅展―生命史のビッグファイブ」が開催されます。この展覧会では、過去40億年にわたる生命の進化の中で特に重要な、5回の大規模な絶滅事件、通称「ビッグファイブ」に焦点を当て、古生物や環境変化、生命の歴史を探ります。

生物の絶滅と進化

生命が誕生した頃から、地球ではさまざまな危機が訪れ、生物たちはその都度、新たな進化を遂げてきました。ビッグファイブとは、具体的にはオルドビス紀末、デボン紀末、三畳紀末、白亜紀末、そして現在私たちが生きる新生代の5つの時期を指します。これらの出来事は、生命の多様性を促す一因ともなっており、今回の展覧会ではそれを化石や研究成果を元に詳しく紐解いていきます。

展覧会の見どころ

この特別展は国立科学博物館の明科研究者10名による監修のもと、訪れる人々に古生物や絶滅を経験した生物たちの姿を紹介する予定です。また、地域の名物や食文化にも着目し、エンタテイメントとしての魅力も発信しています。特に注目すべきは、絶滅生物をモチーフにしたアイテムやコラボ企画が盛りだくさんです。

トレーディングカード風割引カード

展覧会にあわせ、絶滅生物をテーマにしたトレーディングカードの「風」の割引カードも配布されます。10月11日から上野周辺の複数の施設で数量限定にて配布が開始され、クーポンコードを利用するとチケットが割引価格で購入できる特典も付いています。対象生物は全5種、エーギロカシスやティラノサウルスなどから選ばれています。

大絶滅展とのコラボグルメ

また、アトレ上野では「絶滅グルメ」として、過去に姿を消した人気メニューが期間限定で復活します。これにあわせて、飲食店でコラボメニューを注文した方には、アトレ限定のトレーディングカードもプレゼントされるなど、訪れる楽しみが増えます。

アーティストとのコラボ

さらに、大人気アーティストのナイジェルグラフとのコラボレーションも実施されます。彼によるデザインのオリジナルグッズ、Tシャツやトートバッグ、サコッシュなどの販売も予定されています。彼独特のタッチで描かれた絶滅生物たちのアートが楽しめる貴重な機会です。

展示期間と入場料

「大絶滅展」は2025年11月1日から2026年2月23日までの期間にわたり、開館時間は午前9時から午後5時までです。入場料は、一般・大学生が前売券2,100円、当日券2,300円、また小・中・高校生向けの割引もあります。未就学児は無料で入場できます。特別な体験を通じて、私たちの生命史を学ぶこの機会をどうぞお見逃しなく。