和空下寺町が提供する独自の精進パンで軽やかな和文化体験を

和空下寺町が新たに「精進パン」を提供開始

大阪市天王寺区に位置する「和空下寺町」では、このたびインバウンドのお客様に向けて新しい朝食メニューとして、卵や乳を使用しない精進料理に合わせたパンを提供することを発表しました。この新たな取り組みは、海外からの観光客に対する配慮がなされたものであり、より多くの方に日本の文化を楽しんでいただけるよう工夫されています。

利便性と和文化体験が融合した宿坊型ホテル

「和空下寺町」は、大阪市内で有数の仏教寺院が集まるエリアに位置しており、天王寺や難波へのアクセスが非常に便利です。多くの海外からのお客様が訪れ、日本文化を体験する場として人気を集めています。この宿坊型ホテルでは、稽古体験や写経、座禅など、日本ならではの文化体験ができるプログラムを用意しています。また、朝食ではスタッフが手作りした精進料理を提供しており、特に日本の主食である白ごはんを中心にしたメニューが好評です。

海外の声に応えて誕生した精進パン

しかし、最近海外から訪れるお客様の中には、白ごはんが苦手だという声も多く聞かれるようになりました。そこで、旅の楽しみの一環として食事も含めた日本文化体験を、より自由に楽しんでいただけるよう、和文化に基づくパンを導入することになったのです。このパンは、精進料理の原則に従い、卵を使用していないものの、風味豊かに仕上げられています。

日替わりのパンと新しい食の楽しみ方

新メニューとして提供されるのは、レストランバゲット、ベーグルプレーン、ミニプルマンホワイト、ミニプルマン全粒粉の4種類で、これらが日替わりで提供される予定です。また、パンに合うようにアレンジされたスープも用意されており、これまでにない気軽さで精進料理を楽しんでいただける工夫がなされています。

このような新しい取り組みについて和空の武田裕治支配人は、「旅の記憶に残るお食事として、是非とも多くの海外のお客様に日本文化の一部である精進料理を楽しんでいただきたい」と語っています。お食事は旅行の大切な思い出の一つであり、その瞬間を彩ることができれば嬉しいという想いが込められています。