家賃支払履歴アプリ『Rireki』がもたらす新たな暮らしの価値

家賃支払履歴アプリ『Rireki』が誕生

シック・グループが新たに発表した家賃支払履歴アプリ『Rireki（りれき）』は、入居者にさらなる利便性を提供することを目的に開発されました。このアプリは、家賃の支払履歴を活用し、ユーザーに特別なサービスや特典を受ける機会を提供します。シック・グループは、決済ソリューション事業を展開するインサイトを通じて、長年にわたり不動産賃貸住宅の管理業務を支援してきました。

『Rireki』開発の背景

シック・グループは、家賃の収納代行や出納管理、滞納時の対応などを包括的にサポートする家賃決済代行サービスを提供しています。2023年11月時点で、このサービスの月次取扱件数は53万件、取扱高は400億円を超え、80社以上の保証会社や約3,800社の不動産会社と提携しています。この豊富なデータをもとに、入居者様に寄り添った新たなサービス展開が期待されています。

アプリの開発コンセプトは「当たり前の行動に新たな価値を与える」というもので、家賃支払いという日常的な行為を通じて、より豊かな生活を提案することが狙いです。これにより、利用者の選択肢が増え、生活が一層充実したものになるでしょう。

『Rireki』の主な機能

本アプリは、以下の機能を備えています：

- 家賃支払履歴の閲覧：過去の家賃支払い履歴をアプリ内で簡単に確認できます。
- チャット機能：不動産管理会社や家賃保証会社への問い合わせを24時間いつでも行えます。さらに、AIチャットボットによるFAQ機能も搭載され、スピーディーな対応が可能です。
- お知らせ機能：物件に関する重要なお知らせをアプリ内で受け取れます。
- 不動産契約情報の閲覧：現在の賃貸契約だけでなく、過去の契約内容もスマホで手軽に確認できます。

これらの機能により、家賃の支払い状況が可視化されるだけでなく、さまざまな情報へのアクセスが容易になります。

利用対象者と今後の展望

『Rireki』は、インサイトの家賃決済代行サービスを利用する53万人のインストール利用者に無料で提供されます。今後は、家賃支払の状況に応じた与信機能やポイントシステムを導入し、ユーザーに対するサービスを拡充していく方針です。シック・グループは、技術を通して人々の暮らしを深化させることをmissionとして掲げ、2030年までにユーザー1,000万人を目指すビジョンを持っています。