新曲『DOMINO』の魅力
2024-08-07 09:50:56

千里-chisato-新曲『DOMINO』が持つ前向きなメッセージとアートの融合

新曲『DOMINO』が描く前向きなメッセージ



岡山県倉敷市に本社を構える株式会社ボイスの所属アーティスト、千里-chisato-が2024年8月3日にニューシングル『DOMINO』を配信リリースしました。この楽曲は、アーティスト自身が投薬治療と手術を経て生まれたもので、肉体的な苦痛と精神的な葛藤を乗り越えた先にある前向きな視点が描かれています。

いかにして『DOMINO』が生まれたのか



千里は、昨年の秋、突然の腹痛に見舞われ病院での検査を受け、数個の筋腫の存在を知らされます。治療のために半年間の投薬治療を受け、その副作用として心身の不安定さを経験しました。そんな困難な状況の中で、音楽が彼女にとっての生きがいであることを再確認し、感情を言葉にすることの重要性を見出しました。

『DOMINO』は、嫌なことが立て続けに起こる様子をドミノに例え、倒れた後の美しさを感じることができるという前向きなメッセージを伝えています。過去の苦悩が、後になって美しく昇華される瞬間を捉え、聴く人に勇気を与える楽曲となっています。

アートとのコラボレーション



今回のリリースに際して、ジャケットイラストはハンディキャップアーティストのカナピによって描かれたもので、まさにアートと音楽のコラボレーションを象徴しています。アートは『Happiness Rain』『The Future Sing』の2種があり、各1500円(税込)で販売されています。売上の一部はカナピの支援にもつながるため、アートの購入が誰かの手助けにもなるという嬉しい側面を持っています。

楽曲のリリースとコラボレーションの意義



「DOMINO」は千里自身が作詞・作曲を手がけ、編曲はTommyが担当しています。楽曲は、日常のピンチをアートとして美しく昇華し、共感を呼び起こすことを目的としています。特に、同じような苦悩を抱える人々に寄り添うことを意識しており、彼女の思いは曲に込められています。

さらに、就労継続支援A型事業所を運営する株式会社ありがとうファームが主催した「緊急PARAメッセージフェス」に参加する中で、障がい者の声を聴くことの重要性を再確認し、ダイバーシティを尊重する姿勢を深めました。このフェスでは、障がいを抱える方々が社会でどのように生きるべきかというテーマについて積極的に議論が行われました。

千里-chisato-のプロフィール



千里-chisato-は岡山県里庄町出身のシンガーソングライターで、2013年に本格的な音楽活動を開始。これまでに数々の楽曲をリリースし、自身の経験を基にした楽曲制作が多くのリスナーと共感を呼んでいます。過去には、豪雨災害の復興支援ソングも制作し、寄付を行うなど、社会貢献にも意欲的です。

カナピのプロフィール



カナピは、株式会社ありがとうファームのアートチームに所属しているアーティストです。自閉症スペクトラムと知的障がいを持ちながらも、アートを通じて自己表現を行っています。彼女の作品は多くの人々に感動を与え、障がい者とのコラボレーションが注目されています。

まとめ



新曲『DOMINO』は、千里-chisato-とカナピが共に描く、辛い過去を乗り越え、未来への希望を示す作品です。この楽曲を通じて、聴く人々が自らの苦しみを美しいアートへと昇華できるヒントを得られることを願っています。音楽とアートが交わることで新たな視点が生まれ、共生社会の実現にも寄与するこの試みは、多くの人に影響を与えることでしょう。


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会社情報

会社名
株式会社ボイス/Voice Music Entertainment
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