第20回東京砧花き全国品評会が開催されました
2023年11月23日と30日、東京世田谷区で「第20回東京砧花き全国品評会」が盛大に開催されました。この品評会は、花き生産者の生産意欲を喚起し、品質の向上や消費の拡大を目指しています。主に冬に多く出荷される「シクラメン」、「ポインセチア」、そして「洋ラン」といった花々が対象となり、全国から332点の作品が集まりました。
審査は大手園芸店のバイヤーを中心とした専門家たちによって行われ、商品の完成度や品質が厳しく評価されました。その結果、「農林水産大臣賞」や「文部科学大臣賞」といった特に名誉な賞が選ばれ、多くの熱い注目が集まりました。
入賞作品の一部
主な入賞作品には,その中でも特に際立った美しさや品質の高さが求められた作品があります。具体的な入賞先や作品については、公式サイトを通じて詳細が公開されています。たとえば、ポインセチア部門での入賞作品は、色鮮やかで魅力的なものばかりで、買いたいという気持ちが高まります。この機会に、特に厳選された作品を手にすることができる店舗も次々と明らかになっています。
- - 【ポインセチアの部】詳細はこちらをご確認ください。
- - 【シクラメンの部】はこちらにてご覧いただけます。
品評会開催の背景
2020年から続く新型コロナウイルスの影響で、花き業界は大きな打撃を受けました。多くのイベントが中止される中、園芸に関する需要はかえって高まる一方で、生産者は新たなチャレンジを余儀なくされました。これに伴い、砧花きでは生産者を支援し、より高品質な商品を消費者に届けることに力を入れています。感染対策がしっかりと講じられた上での20回目の品評会の開催は、業界全体への励ましとも言えるでしょう。
出展作品は品評会の翌日には東京砧花きのセリにかけられます。これにより、参加者は選ばれた美しい花々を、実際に園芸店や生花店で手に入れることができます。これからもオークネットグループは、業界の発展と消費者の高品質な花きへの期待に応え続ける姿勢を大切にしていくことでしょう。
会社概要
「東京砧花き園芸市場」は、東京都世田谷区に位置し、1998年から花き業界の振興に取り組んできました。代表取締役社長の尾崎進氏を中心に、草花やラン、観葉植物、ガーデニング素材を中心とした卸売事業を展開しています。
一方、親会社である「株式会社オークネット」は、1985年に設立され、情報流通支援サービス業を担い、株式は東証第一部に上場中です。今後も様々なサービスを通じて業界の成長に寄与していくことでしょう。