静岡の新たな癒しスポット、工芸ノ宿和楽が誕生

丸子宿で味わう静岡の伝統と心の安らぎ

静岡県には長い歴史を誇る宿場町、丸子宿があります。ここは松尾芭蕉の俳句や十返舎一九の小説『東海道中膝栗毛』にも登場するという文化的背景を持つ、魅力あふれる地域です。そんな丸子宿に、新たに「工芸ノ宿和楽」がオープンしました。この宿は静岡の伝統工芸を体感できる特別な場所であり、初めて訪れたのにどこか懐かしい感覚を抱かせる不思議な魅力があります。

新しい客室と工芸品の数々

工芸ノ宿和楽では、静岡の工芸品をふんだんに取り入れた新しい客室が誕生しました。ここの宿では、伝統的な工芸技術の魅力を感じながら、心安らぐ空間で過ごすことができます。各客室にはウッドデッキが併設され、澄んだ山里の空気の中でゆったりとした時間を楽しむことが可能です。たとえば「一姫」では、池のあるお庭を眺めながらリラックスしたり、瞑想を楽しむことができます。

静岡の工芸を体感する旅

工芸ノ宿和楽に宿泊することで、静岡の伝統工芸を身近に感じることができます。駿河竹千筋細工や染色、漆工、駿河指物など、さまざまな工芸品が宿を彩り、訪れる人々に静岡のものづくりの魅力を伝えています。宿では朝食に名物のとろろ汁や静岡おでんなど、地元ならではの料理を用意しており、心も体も満たすひとときを提供しています。

新たなスパ体験OCHA SPA

さらに、2024年8月にはリラクゼーション施設「OCHA SPA」もオープン予定。ここではオーガニック茶を使用した独自のトリートメントを体験でき、心身ともにリフレッシュできる特別な時間を楽しむことができます。特に「OCHA SPA付きプラン」については、身体を温めるチャーバルボールや、心地よいハンドマッサージが体験できるため、宿泊の際にはぜひ利用してみたくなる内容です。

未来につながる工芸の継承

工芸ノ宿和楽が大切にしているのは、古き良き工芸品が廃れることがないよう未来に引き継いでいくことです。静岡の工芸に触れ、伝統とともに過ごすこの宿は、訪れる者に新しい体験と思い出を提供してくれるでしょう。都会の喧騒を離れ、静岡の自然に囲まれた環境の中で、心ゆくまでリラックスできる、特別な時間をぜひお楽しみください。