大阪経済大学と上海対外経貿大学の新しい協定
大阪経済大学大学院経済学研究科が、上海対外経貿大学国際商務外国語学院(SUIBE)との間で新たに大学院共同学位プログラムに関する協定を結びました。このプログラムは、2011年の学術交流協定および2015年の学生交流協定に続くもので、両大学の国際的な教育・研究連携をさらに深める重要な取り組みです。
ダブルディグリープログラムの概要
本プログラムでは、両大学が認定する単位を互いに認め合う学生交換協定に基づき、学生は学びを通じて相互理解を深めることができます。具体的には、学生は編入学制度を活用して、両方の大学での修了要件を満たすことによって、最終的にそれぞれの大学から修士号が授与される仕組みです。
このようなダブルディグリープログラムの設立は、国際性を重視する教育の一環として、学生に多様な学習の場を提供し、グローバルな視野を養うための大きな一歩と言えるでしょう。特に、国際的なビジネス環境において必要とされる人材を育成することが期待されます。
交流の歴史と今後の展望
実際に、本学では2016年以降、毎年SUIBEからの学生および院生を受け入れてきました。その結果として、これまでに35名が本学での学びを経験し、国際的な視野を広げる機会を享受しています。これらの交流を通じて、両大学間の信頼関係が深まり、文化的な理解も促進されてきました。
新たに2025年9月から始まるダブルディグリープログラムにより、双方の学術的なリンクと人的交流は一層深化すると期待されています。将来的には、より多くの学生が両大学での学びを経験し、グローバルな視野を持った人材として成長していくことでしょう。
結論
この新しい共同学位プログラムは、大阪経済大学と上海対外経貿大学の連携強化によるものです。国際関係がさらに発展する中、両大学が協力して教育の質を高めていく姿勢は、今後の人材育成においても大いに評価されることでしょう。国際的なネットワークを活用して、学生たちがさらなる高みを目指すことが期待されます。