玉島信用金庫とみらいワークスが業務提携
岡山県倉敷市の玉島信用金庫が、東京都港区に本社を構える株式会社みらいワークスと業務提携を結んだ。この提携は、地域企業を支援し、その事業の強化を図ることを目的としている。これにより、118の地域金融機関との連携を深め、地方転職や副業人材の活用を推進することが期待されている。
提携の背景
玉島信用金庫は「地域とともに歩む信用金庫」として、地域企業の経営課題解決に尽力してきた。彼らの経営理念には、地域の豊かな生活や夢のある街を作ることが含まれている。一方、みらいワークスは、地方副業と転職に特化したマッチングプラットフォーム『Skill Shift』と『Glocal Mission Jobs(GMJ)』を運営しており、これらを通じて地方中小企業が優秀な人材を採用できるような支援を行っている。
近年、地方中小企業は人口減少による人材不足に直面しており、玉島信用金庫の取引先企業でもこの問題が深刻化している。これを受けて、今回の業務提携に至った。新たな施策として、副業人材の活用や採用支援の強化が図られ、地域企業の成長への寄与を目指す。
人材マッチングの可能性
提携により、地域貢献を希望するプロフェッショナル人材と玉島信用金庫の取引先企業がマッチングされることなり、岡山県内における関係人口の創出やスキルシェアの促進につながるだろう。関係人口は、移住した定住人口や観光客のように、特定の目的で地域に来る人々ではなく、多様な形で地域と関わる人々を指す。この動きは、地方経済の活性化に貢献する可能性があると期待されている。
玉島信用金庫の概要
玉島信用金庫は、岡山県倉敷市玉島に本店を置き、設立は大正3年11月。地域の金融機関として、地域企業の支援を通じて発展を続けている。最新の情報やサービスについては、公式サイト(https://www.shinkin.co.jp/tamashima-sk/)を参照。
みらいワークスの活動
株式会社みらいワークスは2012年に設立され、プロフェッショナル人材を対象に様々な事業を展開している。フリーランスや副業、正社員の登録プロフェッショナルが87,000名を超え、クライアント企業も7,500社にのぼる。最新の事業情報については、公式サイト(https://www.mirai-works.co.jp/)をチェックしてほしい。
この提携は、地域企業だけでなく、スキルを持った人材にとっても新しいチャンスを生むとともに、岡山県の未来を築く重要な一歩となることが期待されている。