ダビド・シルバが語る欧州サッカーの真髄
欧州サッカーの頂点を決めるUEFAチャンピオンズリーグ(CL)の2024-25シーズンが熱を帯びています。特に、遠藤航が所属するリヴァプールが開幕から5連勝を飾り、注目を集めています。一方で、昨季王者のレアル・マドリードやマンチェスター・シティは思うような結果が出ず、プレーオフに回るかもしれない状況です。
そんな中、欧州のサッカー界のレジェンド、ダビド・シルバが来日しWOWOWの独占インタビューに応じました。彼の10シーズンに及ぶマンチェスター・シティでの経験や、かつて共にプレーした日本代表・久保建英についての話題にも触れており、サッカーファン必見の内容となっています。
引退後の生活とサッカー観
昨年、膝のケガにより現役を引退したダビド・シルバ。彼はその後の生活について、「家族との時間を大切にし、リハビリを乗り越えた」と語ります。その中で、自身の過去のプレー時代を振り返り、マンチェスター・シティへの特別な愛情を示しました。「マンチェスター・シティは特別なチームで、今も試合を追っています」とのこと。
今季のマンチェスター・シティについては、「良いチームだが、流れは少し悪い。ここ数年の進化を実感している」と評価しました。特に、2010年からの劇的な変化には驚きを隠せない様子です。
久保建英と日本人選手への期待
シルバは、レアル・ソシエダ時代に共に過ごした久保建英についても言及。「彼はサッカーの才能だけでなく、人間性も素晴らしい選手です。ポジティブなエネルギーを持っていて、周りにも良い影響を与えています。」と高く評価しました。このような経験を通じて、日本人選手が欧州の舞台で活躍するために必要な要素として、「競争力」と「フィジカルの使い方」が重要だと強調しました。
また、シルバは「急がずにゆっくり進むことが大切」という助言を久保に送ったことがあると話し、彼がその言葉を守ってプレーしていることに喜びを感じています。
チャンピオンズリーグ観戦のススメ
シルバは、CL観戦について「それぞれのチームのスタイルやプレーに注目すべきだ」とアドバイスしています。サッカーファンにとって、さまざまなスタイルを観察することが楽しみの一つであり、自分の好みを見つけるきっかけになるとのことです。
いよいよ次のマッチデイが迫る中、多くのサッカーファンがチャンピオンズリーグの最新情報に目を光らせています。ダビド・シルバへのインタビューは、WOWOWで12月13日(金)午後11時から放送される『チャンピオンズリーグダイジェスト!』の中で紹介されるので、ぜひチェックしてください。日本人選手の将来に大きな期待を寄せるシルバの言葉には、多くの示唆が込められています。