未来のeスポーツ選手はどこにいる?
国内最大級のゲーム大会開催プラットフォーム「GameTector」が、2020年1月から8月までの参加データをもとに、都道府県ごとのゲーム大会参加者数と熱狂度ランキングを発表しました。この結果は、エントリーした約200,000人のアクセス解析と各都道府県の人口データを組み合わせて算出されています。
ゲーム大会の成長
GameTectorでの大会開催数は、累計で12,000を超え、特に自粛期間中においては前年四半期と比較してQ1で2263%、Q2で3867%と急成長を遂げました。これにより、エントリー選手数も200,000人を超え、ゲーム大会のプラットフォームとしての成長が際立っています。地域ごとの参加状況を調べることで、どこにeスポーツ選手の将来があるかが見えてきます。
参加者数ランキング
参加者数ランキングでは、当然ながら人口の多い都道府県が上位を占める結果となりました。1位は東京、2位は大阪、3位は神奈川県です。次いで愛知県や埼玉県なども名を連ねています。しかし、人口の多い地域だけがゲーム大会の雰囲気を作っているわけではありません。以下は、人口100万人以下の都道府県に焦点を当てたランキングです。
人口100万人以上を除く参加者数ランキング
1位は香川県で全国29位、2位は山梨県が30位という結果になり、ゲーム大会への積極的な参加が見受けられます。単純な数に依存することなく、どれだけの選手が参加しているかを考慮することが今後のeスポーツの盛り上がりに重要です。
熱狂度ランキング
参加者数のみならず、各県の熱狂度も非常に興味深いデータを提供しています。1位は大阪、2位は東京、3位は神奈川がランクインしていますが、他の地域も活発に参加していることがわかります。特に、山梨県や大分県、香川県などが順位を大きく上げています。
GameTectorの取り組み
GameTectorは、各ゲームタイトルごとの大会文化やコミュニティ作りを支援し、これからのeスポーツシーンの発展を支えています。自治体が主催するオンライン及びオフラインのゲーム大会の支援も行っており、企業にも。不安定な状況が続く中、オンライン大会の支援は特に今後の重要な課題として浮かび上がります。
GameTectorについて
GameTectorは2019年始動し、月間1000以上の大会を開催するプラットフォームです。プレイヤー同士の交流を促すチャット機能や、結果報告を簡単に行える便利さが魅力です。新しいゲームタイトルの追加も常時受け付けており、プレイヤーのニーズに応じた対応をしています。もっと多くの人々が参加し、楽しめる環境作りが今後の目標です。
企業情報
運営しているRIM株式会社は、さいたま市に本社を置く、2018年設立の企業です。ミッションでもある「新しい職業を創造する」という理念のもと、ゲーム大会以外にもAI技術を活用したさまざまな事業を展開しています。今後のeスポーツ業界を見据えると、GameTectorの役割はますます重要になってくるでしょう。
公式サイトでは、現在のゲーム大会の情報や参加方法が随時更新されていますので、ぜひチェックしてみてください。
JSON版の詳細情報も掲載される予定なので、お楽しみに!
公式サイト:
GameTector