お笑いコンビ・アルミカンに所属するマッチョ赤阪が、2025年8月31日に開催された大阪ボディビル選手権大会の女子フィジーク部門で4位に入賞しました。この結果は彼にとって初めての成功で、昨年は4人中4位で最下位だったことを考えると、飛躍的な進歩を遂げたことになります。彼は、出場するたびに成長している自分に気づくことができたと語り、来年こそは優勝を目指すと意気込みを見せています。
大会当日、赤阪は予選審査で強烈な戦いを繰り広げました。その様子は、優勝者や2位入賞者がファーストコールで名前を呼ばれる中、彼がセカンドコールで挙げられるという波乱の展開を迎えました。決勝進出を果たしたことに対し、観客からは大きな声援が贈られ、会場の雰囲気は一気に盛り上がりました。「9番ー!」「赤阪ー!」という熱い掛け声の中で、彼は自信を持ってステージに立ちました。
決勝審査では、自らの選曲「This Is Me」に合わせて華麗なフリーポーズを披露。大会後、赤阪は「応援してくださった皆さんには期待に応えられず申し訳ない」と悔しさを滲ませつつ、次に向けての強い意志を示しました。彼は、出場して3年目を迎え、これまでの道のりを振り返りながら、より一層の努力を続けていると語ります。
赤阪は、ボディビルの道を歩み始めてからの経歴もまさに注目に値します。2023年には、わずか半年で「関西・大阪ボディビル選手権 第40回女子フィジーク選手権大会」で2人中2位に入り、尼崎で行われた大会では出場者が1名にとどまる中、そのまま優勝した経験があります。このため、彼の急成長ぶりは明らかです。更に、「新人賞」と「特別賞(森山杯)」の3冠に輝くなど、その実力は確かに証明されています。
また、赤阪は芸人としてもその実力を証明しています。彼は2009年に「アルミカン」を結成し、神戸大学を卒業したという学歴を持ちながら、数々のコンペティションで入賞してきました。特に、上方漫才大賞でも新人賞にノミネートされるなど、その才能はお笑い界でも高く評価されています。
「4位だけはやめてほしい」と相方に言われていたにもかかわらず、最終結果として4位となったことには悔しさもある様ですが、赤阪はその経験を次の目標への糧としていきます。「筋量も増し、減量も成功させた」と言うように、彼は毎年成長する姿を見せており、次の大会では必ず優勝を狙っています。彼の挑戦はまだ始まったばかりです。これからも進化を続けるマッチョ赤阪に、温かい応援を送っていきたいものです。