子どもを育てる新たな可能性を切り開く・リノヴェの最新資金調達と事業展開
新たな資金調達で進化を目指すリノヴェ
株式会社リノヴェは、医療や介護分野での人材紹介を手掛ける大手企業、株式会社ティスメとの提携を発表し、第三者割当増資を実施しました。この資金調達は、同社の事業をさらに拡大するための重要なステップとされており、特に英語教育に力を入れた企業主導型の保育所運営に注力しています。
投資の背景と目的
今回の資金調達の目的は、全国初の英語教育を取り入れた保育所を運営することで、全国から多くの取引希望が寄せられていることにあります。2016年に創設された企業主導型保育の助成制度により、認可保育所並みの運営助成金が事業者に支給されるため、特に地域のニーズに応じた保育所運営が可能になります。リノヴェは今年4月には東京に新たな拠点を設け、全国的なサービス提供体制を強化しました。
医療・介護施設との連携
リノヴェは、医療機関や介護施設との関係を強化するために、ティスメ社やその関連会社であるTS工建が持つ広範な営業ネットワークを活用する計画です。病院や介護関連施設に対して企業主導型保育所の開設を促進し、病院職員や介護職員が安心して働ける環境を整える狙いがあります。
社外取締役の新任
さらに、社外取締役として竹之下仁八氏が新たに就任しました。竹之下氏は、建築技術者の人材派遣企業TS工建において看護師に特化した人材サービス「医療WORKER」を立ち上げ、高い実績を残してきました。医療分野での深い知識と経験を持つ竹之下氏が加わることによって、リノヴェの事業戦略のさらなる進化が期待されています。
リノヴェの企業理念と展望
2011年に設立されたリノヴェは、語学教室事業からスタートし、語学教育を基盤とした保育施設の運営を展開してきました。全国初となる自治体委託型英語教育の保育所や、空き施設を活用した英語保育事業など、地方創生にも寄与しています。リノヴェは「顧客企業の福利厚生と採用力を強化すること」、「女性が働きやすい社会の実現」、「グローバル人材を育成する」という理念のもと、事業を展開しており、今後もその活動が期待されています。
経済的なサポートと社会貢献
リノヴェの成長は、医療や介護の現場における人材確保の課題を解決し、さらには保育施設の運営を通じて、地域社会への貢献にもつながります。新しい資金調達により、営業や開発人員の増員も予定されており、これからの展開に大いに期待が寄せられています。今後、リノヴェがどのように成長し、社会に影響を及ぼしていくのか、注目が集まります。
会社情報
- 会社名
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株式会社リノヴェ
- 住所
- 徳島県阿南市宝田町川原15-5
- 電話番号
-
0884-22-2270