ららぽーとTOKYO-BAYでCHELULUの実証実験がスタート！

CHELULUがもたらす新しいサービス体験

三井ショッピングパークららぽーとTOKYO-BAYにおいて、対話型キャラクター「CHELULU」の実証実験が2022年9月9日から2023年3月31日まで行われています。この実証実験は、従来のサービスとは一線を画し、お客様との新たな接点を生むことを目的としています。非接触かつ非対面の自動対話やビデオ通話を用いて、より効率的で便利なサービスを提供します。

CHELULUは、株式会社ソニー・ミュージックソリューションズが開発したプラットフォームで、音声認識技術やシナリオ対話ツールを駆使して様々な場面での利用が期待されています。具体的には、ららぽーと内のいくつかの個所に設置されたCHELULU端末で、お客様は迷子になった時や落とし物をした際、オペレーターにビデオ通話で直接つながることができます。

実証実験を通じて、利用者から得られるデータを分析し、シナリオ対話の更新やUX改善に役立てることで、より洗練されたサービスにつなげることが狙いです。これにより、今後CHELULUは、受付業務や商品の説明、商業施設の案内など、多様な場面で活用されるでしょう。

CHELULUの機能と特徴

CHELULUの最大の魅力は、その柔軟性と利便性です。従来型の受付や対面での案内に代わるこのツールは、音声合成を利用して事前に準備したテキストを自然に発話します。シナリオを変えるだけで簡単に内容を変更できるため、企業のニーズに合わせたリソースの最適化が可能です。さらに、既存のシステムやデータベースとも連携できるため、導入もスムーズです。

キャラクター「沢村碧」は、CHELULUのデフォルトキャラクターとしての役割を果たします。このアバターは、アニメやゲームの世界で活躍する寿美菜子氏による声で、多くのファンを魅了しています。また、環境に合わせたオリジナルキャラクターの提案も行われているため、施設ごとに異なるキャラクターデザインを楽しむことができます。

それでは、実際にららぽーとTOKYO-BAYで機能を体験してみてはいかがでしょうか。営業時間中はいつでも利用でき、各種データを通じてCHELULUの進化に貢献することができます。今後の展開にも期待が寄せられています。

参画企業と今後の展開

この実証実験は、株式会社ソニー・ミュージックソリューションズと株式会社レスターエレクトロニクスの協力によって実現しました。ソニー・ミュージックソリューションズは、音楽業界だけでなく、幅広い分野でソリューションビジネスを展開する企業です。それに対し、レスターエレクトロニクスは情報と技術で新しい価値を生み出すことを目指しています。

CHELULUの実証実験は、これからのサービスにおける対話型インターフェースの可能性を探る大きな一歩です。多様なニーズに即したサービスの提供を行うことで、顧客体験を一新し、未来の商業施設の在り方に影響を与えることでしょう。

これからのCHELULUの進化にご期待ください！