エコラベルと卵
2023-09-01 09:00:02
新素材LIMEX Sheetを使用したエコたまごラベルの登場
新素材LIMEX Sheetを使用したエコたまごラベルの登場
八千代ポートリーが新たに展開する『食菜卵』は、SDGsを意識したエコラベルを使用しています。このラベルの基材には、TBMが開発したLIMEX Sheetが採用されています。LIMEXとは、石灰石を主成分に持つ新しい素材で、非常に低い環境負荷を実現しているのが特徴です。
LIMEX Sheetの特性と利点
LIMEX Sheetは無機物で構成されており、石油由来のプラスチックを必要としません。これにより、天然資源の保全や温室効果ガスの削減に貢献しています。特に、製造過程で水をほとんど使用せず、木材パルプも使用しないため、森林資源の保護にもつながります。
また、LIMEX Sheetを生産する工場は、再生可能エネルギーを100%使用しているため、環境影響も非常に低いと言えます。特に、CO2排出係数ゼロでの製造は、業界内でも注目されています。
CO2削減への取り組み
八千代ポートリーによれば、LIMEXラベルを使用することで年間約9.2トンのCO2削減効果が見込まれています。この量は、スギの木71本分が1年間に吸収するCO2の量に相当します。持続可能な取り組みとして、企業のエコ意識を訴求する重要な施策です。
開発の背景とエシカル消費
脱プラスチックの潮流が進む中、八千代ポートリーは環境に優しい選択肢を取り入れた製品作りを目指しています。これにより、食菜卵は価格の面でも魅力を発揮し、消費者にエシカル消費を促しています。エシカル消費とは、環境に配慮した製品やサービスの利用を指し、消費者の注目が高まっています。
まとめ
今回の取り組みを通じて、八千代ポートリーは環境問題に対する意識を高めるだけでなく、持続可能な商品作りを進めています。食菜卵は、今後も環境負荷を軽減しつつ、品質の高い卵を消費者に提供していくでしょう。今後は、さらなる持続可能な取り組みに期待が寄せられています。キーワードとなる『LIMEX Sheet』は、今後の環境配慮型ラベルの先駆けとなるでしょう。
会社情報
- 会社名
-
株式会社八千代ポートリー
- 住所
- 神奈川県横浜市港南区港南3-5-21
- 電話番号
-
045-843-5105