マーク・ボードの個展「ENTER DA' BODÉVERSE」開催
2025年3月28日(金曜日)から、原宿のtHE GALLERY HARAJUKUにて、世界的に有名なアーティスト、マーク・ボードの個展「ENTER DA' BODÉVERSE」が開催されます。この展覧会は、アジアにおける彼の初めての個展であり、アートとストリートカルチャーの交差点として注目を集めています。キュレーターは米原康正氏が務めます。
ボードはグラフィティとアメリカンコミックの界隈で名を馳せており、彼が創作したキャラクターたちはグラフィティの初期の視覚的アイデンティティを形作りました。特に、彼のレタリングスタイルは、バブルライティングと呼ばれる独特な文字スタイルの基礎ともなっています。これまでに数多くのアーティストに影響を与えてきた彼の作品が、一堂に会する機会です。
展示内容
本展では、マーク・ボードのために特別に制作されたオリジナル作品と共に、限定版プリント2点も展示されます。これらの作品は、今後香港や台湾、中国でのさらなる展示に向けたキャンペーンの始まりを象徴しています。
ALL HAIL DA' HAT
「チーチ・ウィザード」へのトリビュート
展覧会の一部では、チーチ・ウィザードというグラフィティの象徴的なキャラクターに対するトリビュートが行われます。彼は1970年代から現在に至るまで、世界中のアーティストにとっての通過儀礼でもあり、グラフィティの反抗的な精神を具現化しています。この展示は、隠れた才能を持つ現代アーティストたちが集まり、それぞれの視点でチーチ・ウィザードの功績を称える内容となっています。
FTC コラボレーション
また、ボードはスケートカルチャーにおいて重要な役割を果たすFTC東京とコラボレーションし、限定版のTシャツとプリント作品を制作。これらは3月29日(土曜日)にFTC東京でリリースされ、同日午後3時からはボード自身がスケートデッキに手描きのインスタレーションを行います。
展示概要
- - 開催日: 2025年3月28日(金)~4月6日(日)
- - 休廊日: 月曜日・火曜日
- - 時間: 11:00〜19:00
- - オープニングレセプション: 3月28日(金)18:00~
アーティストプロフィール
マーク・ボードは、グラフィティ、コミック、ストリートアートの分野で知られる重要な存在です。彼はアンダーグラウンドコミックの先駆者、ヴォーン・ボードの息子です。ティーンエイジ・ミュータント・ニンジャ・タートルズや独自のプロジェクトを通じて、カウンターカルチャーと従来の美学を融合させ、次世代のアーティストに多大な影響を与えてきました。
彼の持ち味ともいえる反骨精神を生かしながら、マークは個々のキャラクター、自身のスタイルを洗練させ、アンダーグラウンドコミックの語法を現代ストリートアートに結びつけてきました。特に、チーチ・ウィザードというキャラクターは、今日のグラフィティ文化において不朽の名作として広く認識されています。
まとめ
「ENTER DA' BODÉVERSE」で、アートとカルチャーが交わる瞬間を体験してください。原宿でのマーク・ボードの作品を通じて、グラフィティアートの魅力に触れる機会をお見逃しなく!