スタジオ15とWOWOW、新たな映像ビジネスの未来を切り開く
株式会社セレスの連結子会社、スタジオ15が株式会社WOWOWと手を組み、縦型ショートドラマ領域での共同プロジェクトを発表しました。この取り組みは、SNS時代における視聴者との新たな接点を創造し、映像ビジネスの可能性を拡げることが目的です。
スタジオ15は東京都渋谷区に本社を置き、TikTokを中心に展開するショート動画領域での広告代理事業とプロダクション事業を行っています。特に、TikTokやYouTubeでの「ドラマみたいだ」アカウントは4億回以上の再生数を記録し、注目を集めています。
一方、WOWOWは日本初の民間衛星放送局として、映画、音楽ライブ、海外ドラマなど多彩なコンテンツを提供しています。彼らの持つオリジナルドラマ制作のノウハウと、スタジオ15のSNS運用の得意分野を融合させ、一貫した企画立案から制作、運用、プロモーションまでを行うことになります。
最近、特にZ世代を中心に受け入れられているのが、縦型ショートドラマです。これにより、新たなエンタメに対する関心が高まっています。この市場の流れに応じて、スタジオ15とWOWOWのコラボレーションは、展開する作品を通じて新しい価値を生み出すことが期待されます。
プロジェクトの第一弾として、「平成レトロ」をテーマにした縦型ショートドラマアカウント「平成みたいだ」を展開予定です。このアカウントでは、1990年代から2000年代の音楽やファッションを現代風にアレンジし、懐かしさと新しさが融合したコンテンツを提供します。キャストには、SNS上で260万人以上のフォロワーを持つ若手クリエイターを起用し、視聴者との継続的な接点を促進します。
配信は2025年7月18日から始まり、TikTokを通じて週2本の頻度で新しいコンテンツが発信される予定です。この新たな取り組みは、SNSを駆使して多くの視聴者に届くことを目指しています。
また、今後は作品制作にとどまらず、IP展開やブランドタイアップ、オフラインイベントの実施も計画中で、映像ビジネスのさらなる発展を目指します。スタジオ15とWOWOWが協力することで、SNS時代にマッチした新しい形のエンターテインメントが生まれることでしょう。
企業情報として、\-
WOWOW株式会社 は、代表者を山本均氏、所在地は東京都港区赤坂にあります。\-
スタジオ15株式会社 は、代表者・岩佐琢磨氏で、所在地は東京都渋谷区にあります。\-
株式会社セレス は、都木聡氏が社長を務め、同じく渋谷区に本社があります。これらの企業は、今後の分野への展開によって日本のエンタメ業界にさらなる刺激を与えることでしょう。