現代に蘇る九谷焼「青泉窯」の魅力
2023年6月10日から23日の間、阪急うめだ本店の7階コトコトステージ71で特別なイベントが開催されます。このイベントは、日本の伝統工芸の一つ、九谷焼の名窯「青泉窯」が約10年ぶりに復活するものです。青泉窯は、かつて多くの人々に愛された伝説的な窯ですが、2014年からは休止状態となっており、その再生プロジェクトがスタートしました。
復刻されるのは、明治から昭和初期の貴重な型です。これらは、過去の職人たちの技を受け継ぎつつ、現代の技術を駆使して修復されています。このイベントでは、修復された型を使って現代の職人が制作した新作の九谷焼が披露されます。特に注目すべきは、これらの新作が美術品としてだけでなく、日常使いの器としても魅力的なデザインであることです。明るい白地の器は、食卓に華を添えることでしょう。
体験型ワークショップ
さらに、イベントでは「タタラ体験」と「九谷焼彩色体験」の2つの体験型ワークショップも開催されます。
タタラ体験
この体験では、九谷焼の原料である「花坂陶石」を使用し、粘土を板状に成形します。参加者は、自分だけのオリジナル小皿または豆皿を作ることが出来ます。ワークショップは6月11日と12日の2日間にわたり、午前と午後の2回行われます。各参加者の作品は窯で焼き上げられ、約2カ月後に彼らの元へ届く予定です。
九谷焼彩色体験
次に紹介するのは「九谷焼彩色体験」です。こちらは、青泉窯に残る高品質の白磁を使い、九谷焼特有の上絵の具で彩色を施すことができます。焼き上がりの色の変化を楽しみながら、自分だけの美しい器を作り出すことができます。開催日程は6月13日、14日、20日、21日です。こちらも希望者は事前に予約が必要です。
日本各地の手仕事とのコラボレーション
このイベントでは、九谷焼だけでなく、他の地域で製作された美しい手仕事のアイテムも紹介します。例えば、静岡で作られた「駿河竹千筋細工」は、青泉窯の器と調和し、食卓をより引き立ててくれることでしょう。また、古道具のような風合いを持つ木の器を制作する「松本克也」や、岐阜県の漆ブランド「Shiki」の作品も展示されます。これらの手仕事の道具は、どれも長く愛着を持てるものばかりです。
このように、古き良きものと新しい感性の融合を感じられるこのイベントは、多くの人々にとって貴重な体験となることでしょう。ぜひ、阪急うめだ本店に足を運び、伝統と革新のコラボレーションを体感してください。九谷焼の美しさに触れ、新たな発見があることでしょう。