台湾メガネ展
2021-11-02 18:40:26

コロナ禍の中で台湾メガネ業界の魅力を発信した展示会の成果

台湾メガネ業界の挑戦と成果



最近、東京ビッグサイトで開催された『国際メガネ展(IOFT)』において、台湾貿易センターが遠隔参加の形で注目を集めました。コロナ禍の影響を受け、海外への出展が難しい中、台湾国内最大級のB2Bプラットフォームの運営機関である台湾貿易センターが国際市場への扉を開く努力をしています。

今回のイベントには台湾から14社が参加し、45点以上の質の高いメガネ製品が展示されました。約3日間の開催期間中には、1万人を超えるオン・オフラインの来場者が集まり、台湾メガネ業界の魅力が発信されました。この展示会は、コロナ禍の中でビジネスチャンスを見いだす一つの好例となりました。

台湾からの出展製品



メガネ展参加中、台湾貿易センターのブースでは特に注目が集まった商品がありました。裕群光電科技株式会社が出展した「安全老眼メガネ」は、EN166規格とANSIZ87規格に準じたポリカーボネート製の安全レンズを使用しています。この製品は、Zoffやビックカメラといった日本の大手メガネチェーンからの強い関心を受けました。

また、俞泰工業株式会社が出展した「線偏光式3Dメガネ」は、その高度な偏光技術により、3D映像をリアルに再現できるという特長を持っています。さらに、環境に優しいリサイクル可能なプラスチックを使用しており、バイヤーから高い評価を得ました。

遠隔参加での新たなビジネスチャンス



現在、コロナ禍が続く中での新たなビジネススタイルとして、遠隔参加が効率的な手法となっています。台湾貿易センターの担当者が現場からリアルタイムでバイヤーとコミュニケーションを取り、製品仕様についての問い合わせに即座に対応できる体制が整っていました。この工夫により、バイヤーは素早く情報を取得し、ビジネスチャンスをつかむことが可能になりました。

さらに、台湾貿易センターは日本語のウェブサイト及びメガネ産業専用のウェブサイトを活用し、展示ブースの宣伝も行いました。これにより、大手メガネチェーンから多くの関心を引くことに成功しました。台湾貿易センターは、国内に居ながらも海外へのビジネス機会を広げることができたのです。

新たな参加方法の模索



今年の国際メガネ展(IOFT)は、世界中から300社以上の出展者が集まり、アメリカやイギリス、イタリア、韓国、タイなど多国籍な顔ぶれが揃いました。このように、コロナ禍の中でも新しい参加形態を模索することで、出展者にとって新たな機会を生み出したのです。

まとめ



今回の展示会は、台湾メガネ業界にとって重要な一歩となりました。困難な時代にあってもビジネスを展開していく台湾貿易センターの姿勢は、今後の業界全体にとっても励みとなるでしょう。これからも国際的なイベントでの活躍が期待される台湾メガネ業界の今後の動向に注目です。

会社情報

会社名
Taiwan External Trade Development Council (TAITRA)
住所
台北市11012基隆路一段333號4-7樓
電話番号

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